独身オーラ。

なんでもない日常
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おひとつからでもお買い求めいただけます。


夕暮れせまる商店街で、
美味しそうなコロッケを売っていた。


チラと横目で眺めると、
「おひとつからでもお買い求めいただけますよ」と、優しいお声がけをいただいた。


自身の過去を振り返ると、
ふむ、
この言葉、よくかけられるな。


そう云えば、
クリスマスシーズンのチキン売り場でも、
「ワンピースからお買い求めいただけま~す」と、コスプレサンタに声をかけられた。


一人暮らしのアタシにとって、
ひとつからでも売っていただけるのは、大変ありがたいことなのだが。


知ってんのか?
ねぇ、アタシが独身って、知ってんのか?


アイツ、一人に違いねぇ、
そうさ、一人に決まってると、
レッテルを貼られているようで、
何だか、心がヤサぐれてしまうのだよ。


だいいち、これで2個買ったら、
ふふん、アイツ、見栄張ってんな、とか思われないか?




くっそ。




コロッケ、4つくださーい!




本日のまこメシ。


しばらくは。


コロッケはいらない。


【最近ハマっている温かいおにぎりにしたのだよの本日のまこメシ。】
・めんたいこのおにぎり
・つくね
・卵と小松菜のスープ
・苺
・ゆずだいこん



結婚をしていないと、何となく「下」に見られることがあるんだ。
しょうがないなと、陰口を叩かれたこともあったけど。


子どもの頃に教えられた正しい生き方は、
おそらく、現在の世の中では意味をなくしつつあるものだと、アタシは知っている。

それが、アタシの心が望むものとは違うことも、アタシは知っているんだ。



次は堂々と、云ってやる。

自分のために、

自分のためだけに、

コロッケ、2個!

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