日常

なんでもない日常

最近ついてないなと思うけど。

アンラッキー・デイ最近ついてないな。そう思った次の日に、風邪をひいたし、自宅のパソコンが壊れた。ため息一つついたところで、世界が優しくなるわけじゃないことも知っている。だから、こんな時こそ前向きに頑張ろうと思った矢先、目覚ましは鳴らなかった...
ああ、腹立たしい。

みんな自分が正しいと思って生きている。だよな?

「普通」とは?「普通はこうですよ」尖った声で、あの人が云った。その「普通」は、どこの家庭で育って、どこの会社で教わって、どんな失敗から生まれた「正しさ」なのか、アタシは知らない。その人の「普通」を押し付けられた気がして。アタシの「普通」を処...
なんでもない日常

眉毛を描き忘れて会社に行った。恐ろしや。

嗚呼、恐ろしや。朝のアタシよ。あのドヤ顔で家を出た自分をそっと自宅へ呼び戻したい。服装もお洒落にキメた。電車にも間に合った。なのに、どうして眉毛だけ描き忘れたんだ?額から上だけ、指名手配犯みたいじゃないか?午前中の会議には、他社のイケメンの...
なんでもない日常

日常に隠れた相手の優しさを探せないでいた。

バトン。新人の頃、職場の先輩から受け取った優しさを、大抵すぐには気付けなかった。アタシの失敗を、「小声」でそっと教えてくれたり。アタシのどうでもよいプライドを守るために、自分の過去の失敗談を披露してくれたり。飲み会の席次を、危険人物から遠ざ...
なんでもない日常

食料品がまた値上げ。もうムリ!

続く値上げラッシュ。今日もレジ前で、「またか…」と力尽きそうになる。「合計は大体このくらい」の金額を、いつも軽く超えてくるからだ。卵パックさんは、高級ブランドの宝石ケースくらいの扱いになり、あんなに可愛がっていたちくわチャンでさえ、上から目...
なんでもない日常

ひとりはホッとするくせに。

ひとり。ひとりはホッとするくせに、少し寂しくなってきた。ひとりでいると落ち着くのに、ふと胸のあたりがきゅっとする。誰にも気をつかわなくていいし、返信を急かす着信もない。仕事に追われ、やっと迎えた週末は、アタシだけのご褒美だ。なのに、ふとテレ...
なんでもない日常

エアーで猫を飼い始めた。

妄想プレイ。エアー(想像上)で猫を飼い始めた。名前はまだない。会社からくたくたで帰った夜、「おかえり」よりも先に「ボクのご飯は?」と鳴いてきて、透明なしっぽを、ぱたぱたと揺らすんだ。休みの日には、一緒に日向ぼっこもするよ。たまにレースのカー...
なんでもない日常

遠回り。

道。遠回りして帰ろうと思った。いつもの駅を通り越して、別の駅で降りてみる。何度も行ったことのある場所なのに、路地の匂いも、信号の色も、ぜんぶ初対面のような気がした。どれも前からあったのかもしれないけれど、気付いていなかった景色たちが「ここに...
なんでもない日常

枯れる人、枯れない人。

分かれ道。アタシの会社には、定年(60歳)を迎えた後も、雇用継続を選ぶ人たちが沢山いる。そんな方々の見た目や、心の温度は、「時の風」が吹き抜ける中、静かに二つに分かれて行く気がしている。与えられるだけの水を待ち続け、満たされない渇きを見ない...
なんでもない日常

きっといい夜になる。

大型連休終了。騒(ざわ)めいたゴールデンウィークも終わり、やっと日常に戻った。窓の外では、相変わらず忙しそうに世界は回っているけれど、この小さな部屋だけは、時間がゆっくりと流れている。ゴールデンウィークは、どこにも旅行に出かけなくても、連休...