なんでもない日常 オトナの未来。 飽くなき欲求。 昔、師事していた巨匠と呼ばれる高齢の映画監督が、よくこんな話をしてくれた。 「私は、あと2本、映画を撮る」 資金が底を尽きようとも、高齢になろうとも、病魔に侵されようと、 あと2本。 「あと1本」とは云わない。「次が最後」と... 2024.03.26 なんでもない日常まこメシ。映画
父 父の認知症が始まった。#16 どうする? 家と土地。 一人暮らしの父の認知症が発覚し、「実家の家と土地はどうするのか」と家族会議を始めたアタシたち。 そんな矢先。2024年4月1日から、「相続登記の義務化」が始まると聞いたんだ。 そうぞくとーきのぎむか?何やねん? よし... 2024.03.24 父
なんでもない日常 それが恋なんて気づかずに。 恋? 友情? あの頃はまだ。恋がなにかも分からずにいたんだ。 ただ、楽しくて。ただ、会いたくて。それだけで、毎日が幸せだったんだ。だけど。キミの隣で、可愛いあの子が寄り添うのを見かけた時に。 トクン。心臓が、小さく鳴ったんだ。 まだ幼かった... 2024.03.22 なんでもない日常まこメシ。
なんでもない日常 禄を食(は)む。 早期退職。 いつの頃からか、早期退職を夢見るようになった。 仕事は、嫌いじゃないけれど、自由な時間を手に入れたくなったんだ。 朝の公園を散歩して、空いているカフェでブランチしてさ。 平日に、知らない街を訪れて、夜は、気の利いたツマミで晩酌を... 2024.03.18 なんでもない日常まこメシ。
スピリチュアル 第116柱 『パワースポット・赤坂氷川神社』 赤坂氷川神社。 東京十社にも数えられている赤坂氷川(ひかわ)神社を来訪。1000年以上の歴史を持つ、由緒正しき神社である。 もう、先に云っておこう。ここ、やっべぇ。超超超超パワースポットである。 赤坂駅や六本木駅が徒歩10分程とは思えない静... 2024.03.16 スピリチュアル
父 父の認知症が始まった。#15 終の棲家(ついのすみか)。 ある日、姉から唐突に聞かれた。 「いずれは、実家に帰ってくるの? この家に住むの?」 う! 痛い。自分の中でも、先延ばしにしていたことを、ド直球で質問されたのだ。 父が、姉の隣で、じっと息を殺して、アタシの答えを... 2024.03.14 父
なんでもない日常 自由と孤独の狭間で。 一人暮らし。 社会人になると同時に、初めての一人暮らしを始めた。あの頃は、ただ本当に、愉しくて仕方なかった。 好きな時間に起きて、好きな場所に出かけて行って、好きな人を自宅に招くのも、誰にも気兼ねがいらなかった。 自分のためだけに使える時間... 2024.02.25 なんでもない日常まこメシ。
父 父の認知症が始まった。#13 新薬。 認知症は、もはや「国民病」と云っていいくらい身近な存在なのに、知らないことばかりである。 認知症って、大きく分けると、下記の4種類に分類されるそうだ。・アルツハイマー型認知症・血管性認知症・レビー小体型認知症・前頭側頭型認知症 その... 2024.02.21 父
なんでもない日常 キミのように生きてみたい。 ヒーロー。 見た目とか、健康とか。そんなことより、好きなもの。 たまに、シミったれているけどさ。そこがまた、愛らしいんだ。 いつも、弱者の味方でさ。アタシにとっては、ヒーローなんだ。 嗚呼。キミのように生きたいよ。 そんな風に堂々と生きてい... 2024.02.15 なんでもない日常まこメシ。
父 父の認知症が始まった。#12 父の気持ち。 2月からデイサービスを開始した。週に1度、お迎えのミニバスに乗り、施設を訪問するのである。 「お昼が出るのはありがたい」 「5~6時間、施設にいなきゃいけないのは長い。手持ち無沙汰だな」 本人としては、良い点も悪い点もあり、と... 2024.02.11 父