月灯り。
最近、物が壊れ続けているというのは、報告済みだが。
(詳しくは、「物が壊れるメッセージ」を参照)
昨日は、狭い狭いアタシの部屋の、
頭上の電気が、突然、切れた。
蛍光灯のストックはないし。
ネット注文では、到着まで数日かかりそうだ。
でもね。
少し不便だけれど、
まったく慌てることはない。
小さなランプだけでも、
十分、生活は出来ている。
昔の人は、
月灯りだけで、過ごしていたのだな。
白月の冴えた光に、優しく守られていたんだな。
今は、暖衣飽食(だんいほうしょく)の時代。
少しくらい、何かが足らなくても、
足りないことを、楽しめばいい。
そして、再び手に入る日が来たのなら、
その有難さを、心に刻みこめばいい。
今宵の月は、相当、綺麗。
スマホの光より、全くもって、弱いけれど。
それでも、闇に包まれたアタシにとって、
仄かで、優しい、温かい光。
導いてくれる希望の光。
本日のまこメシ。
台所(兼 廊下)で、食べているのだよ。
【ソロキャンプ気分ということにしましょうの今宵のまこメシ。】
・カレーチャーハン
・ブロッコリー
・苺
・豆乳
今のアタシには、
足りないモノなんて、山ほどある。
地位。金。名誉。
能力。時間。揺るぎない愛情。
だけど。
たった一つだけ有しているモノがある。
自分の未来を信じるチカラだ。
きっと。
これだけが、アタシの月灯り。
仄かに揺らぐ、
だからこそ、
残酷な光。
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