スピリチュアル 第76柱 『時間が巻き戻った!?』 朝の祈り。ヤバイ。寝坊した。その日、気分よく二度寝したアタシは、そんな自分を呪いながら、家中の時計を、何十回と確認しながら身支度を進めていた。まー、しかし。いつもなら、最後まで観られないテレビの料理コーナー。寝坊したお陰で、今日は、最後まで... 2022.11.29 スピリチュアル
スピリチュアル 第73柱 『月はどっちに出ている?』 月食。2021年5月26日。昨年の皆既月食の出来事である。チロリと月食を見ようと、夕闇の中、一人、外へ出た。東京の空は狭い。月を探して、ふらふらと街を歩き回る。月はどっちに出ているのだろうか?下調べもせず、ふらりと出てきてしまった自分を呪う... 2022.11.07 スピリチュアル
スピリチュアル 第71柱 『恐怖を感じる3分前』 恐怖を感じる3分前。アナタは、幼い頃の記憶を、何歳くらいから持っているだろうか?幼児期健忘と呼ばれ、3~4歳以前の記憶を覚えている人は、殆どいないそうだ。アタシの場合。幼少期の、日常の出来事は忘れてしまったが。恐怖を伴う体験だけは、鮮明に覚... 2022.10.24 スピリチュアル
スピリチュアル 第66柱 私の母さん神様『お彼岸』 お彼岸。秋のお彼岸(おひがん)がやって来た。お彼岸とは、「春彼岸」と「秋彼岸」の年に2回。それぞれ「春分の日」と「秋分の日」を中日(ちゅうにち)とし、前後の三日を合わせた七日間のことを云う。お彼岸の中日(ちゅうにち)は、何とも興味深い日であ... 2022.09.22 スピリチュアル
スピリチュアル 第64柱 『水の中』 水の中。水中から見上げる太陽は、何て美しいのだろう。揺れ踊る波間をすり抜けた光の帯が、幾重にも重なり合い、宝石の矢のように降り注いでいる。その時、アタシは、薄れ行く意識の中で、うっとりと水面を見上げていたんだ。あれはまだ、アタシが小学校低学... 2022.08.21 スピリチュアル
スピリチュアル 第48柱 『女の事情』 漏れてますよ。「彼、もしかして、妻子持ち?」直球勝負で聞いてみる。素直な瑠璃子には、変な小細工は不要だ。すると。「能面」だった瑠璃子の顔がするすると赤くなり、「人の顔」に変わる。そして、大きく目を見開き、怒ったようにアタシに問い質(ただ)し... 2022.04.22 スピリチュアル
スピリチュアル 第47柱 『心の声』 心の声。「奥さんだけならね、アタシ、絶対、負けないと思うんだ」「でも、子供がまだ小さいみたいで。それが、ちょっとね」瑠璃子の突然の告白に、何と答えていいのか解らず、躊躇(とまど)っていた。すると。まただ。空間が更に歪む。そして、今度は、耳鳴... 2022.04.18 スピリチュアル
スピリチュアル 第46柱 『秘めごと』 女子会。「違う、違う! 全然、そんなんじゃないよー」身体の前で、大げさに両手を振り、おどけてみせる瑠璃子。こりゃぁ、間違いない。否定すれば、するほど。その男性(ひと)の事、絶対、好きだよね?(ニヤリ)瑠璃子は、昔の同僚で、彼女が転職してから... 2022.04.16 スピリチュアル
スピリチュアル 第45柱 『黒いオーラ』 パソコンから黒いオーラが!おはよーございまーす!今日も、一日、頑張りまっす。元気一杯、出勤したつもりが。自身のパソコンに近づいた途端、一瞬、たじろいでしまう。パソコンから、黒くて邪悪なオーラが放たれていたからだ。オーラは「人」から放たれるだ... 2022.04.04 スピリチュアル
スピリチュアル 第37柱 私の母さん神様『大切なこと』 結婚と大恋愛。恋、恋、恋。血走った眼で、辺りを見回す。ふー。無理だ。どこにも「恋」なんて転がっていない。このままでは、「恋」が「呪い」に変わりそうだ。ここ数日、「恋」について考えていた。友人・桃子から出された宿題により(理想の恋人の条件:第... 2021.11.12 スピリチュアル