第66柱 私の母さん神様『お彼岸』

スピリチュアル

お彼岸。

お彼岸(おひがん)がやって来た。


お彼岸とは、「春彼岸」と「秋彼岸」の年に2回。
それぞれ「春分の日」と「秋分の日」を中日(ちゅうにち)とし、前後の三日を合わせた七日間のことを云う。
ご先祖様への感謝の気持ちを込め、家族揃ってお墓参りする方も多いだろう。


今週末は、残念な天気となりそうだが。
本来なら、お彼岸の中日(ちゅうにち)は、何とも興味深い日だ。
太陽が真東から上り、真西に沈む。
昼と夜の長さが同じなのである。


そして、スピリチュアルの世界では、
「この世とあの世が繋がる日」とされ、
スピリチュアルメッセージを受け取りやすい日とされている。


今年の秋のお彼岸は、9月20日(火)から9月26日(月)まで。
中日(秋分の日)は、9月23日(金)である。


ココロ沈めて。
逝ってしまったあの人に、語りかけてみるのはどうだろうか?
もしかしたら、不思議なメッセージを受け取れるかもしれないぞ。


どうせ「ダメモト」ならば、
やらない手はないと思うのだが。(祈)



母からの伝言。


うつら、うつら。

夢なのか?
現実なのか?

アタシは、白い光の中にいた。



その時、アタシは一人ぽっちで。
何だか、凄く、疲れていて。


すると。
白い光の中に、人影が浮かび上がる。





母だ。





黄泉(よみ)の国から訪ねてきたの?
それとも、ずっと前から、そこにいたの?


母は、穏やかに笑っている。
そして、今日も美しい着物を着ていた。
(詳しくは、第14柱 私の母さん神様『天の羽衣(あまのはごろも)』参照)



「もうじき良いことがあるから、もう少しだけ頑張ってみなさい」


それだけ告げると、母は瞬く間に姿を消してしまった。
「気配」のようなものだけは、まだ漂っている。



「え? 本当に?」



うつら、うつら。

起きているのか、夢の中か。

うつら、うつら。

母なのか、神なのか。



「それだけ伝えに来たのよ」



今はもう闇の中。

母の声が、響いて消えた。



お母さん、
良いことなんて、本当にあるの?


疲れちゃったよ。
もう、人生を休みたいよ。

この世とあの世が繋がる、この不思議な日に。

母がくれた言葉を信じて、

もう少しだけ、
もう少しだけ、

頑張ってみようかな。


つづく

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