お彼岸。
お彼岸(おひがん)がやって来た。
お彼岸とは、「春彼岸」と「秋彼岸」の年に2回。
それぞれ「春分の日」と「秋分の日」を中日(ちゅうにち)とし、前後の三日を合わせた七日間のことを云う。
ご先祖様への感謝の気持ちを込め、家族揃ってお墓参りする方も多いだろう。
今週末は、残念な天気となりそうだが。
本来なら、お彼岸の中日(ちゅうにち)は、何とも興味深い日だ。
太陽が真東から上り、真西に沈む。
昼と夜の長さが同じなのである。
そして、スピリチュアルの世界では、
「この世とあの世が繋がる日」とされ、
スピリチュアルメッセージを受け取りやすい日とされている。
今年の秋のお彼岸は、9月20日(火)から9月26日(月)まで。
中日(秋分の日)は、9月23日(金)である。
ココロ沈めて。
逝ってしまったあの人に、語りかけてみるのはどうだろうか?
もしかしたら、不思議なメッセージを受け取れるかもしれないぞ。
どうせ「ダメモト」ならば、
やらない手はないと思うのだが。(祈)

母からの伝言。
うつら、うつら。
夢なのか?
現実なのか?
アタシは、白い光の中にいた。
その時、アタシは一人ぽっちで。
何だか、凄く、疲れていて。
すると。
白い光の中に、人影が浮かび上がる。
母だ。
黄泉(よみ)の国から訪ねてきたの?
それとも、ずっと前から、そこにいたの?
母は、穏やかに笑っている。
そして、今日も美しい着物を着ていた。
(詳しくは、第14柱 私の母さん神様『天の羽衣(あまのはごろも)』参照)
「もうじき良いことがあるから、もう少しだけ頑張ってみなさい」
それだけ告げると、母は瞬く間に姿を消してしまった。
「気配」のようなものだけは、まだ漂っている。
「え? 本当に?」
うつら、うつら。
起きているのか、夢の中か。
うつら、うつら。
母なのか、神なのか。
「それだけ伝えに来たのよ」
今はもう闇の中。
母の声が、響いて消えた。

お母さん、
良いことなんて、本当にあるの?
疲れちゃったよ。
もう、人生を休みたいよ。
この世とあの世が繋がる、この不思議な日に。
母がくれた言葉を信じて、
もう少しだけ、
もう少しだけ、
頑張ってみようかな。
つづく
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