死んだらどこに行くの?
随分前の話だが。
アタシの母は、不慮の事故で、突然、亡くなった。
(詳細は、第9柱 私の母さん神様 『母の死』を参照)
不思議なもので。
母は、亡くなる2週間前に、
不意に、アタシにこう云ったんだ。
「お母さんね、死ぬのが怖いの」
「死んだらどこに行っちゃうのかな?」
虫の知らせだったのかな?
思えば、勘の鋭い人だった。
実際。
母は亡くなってから、どこに行ったのだろうか?
黄泉(よみ)の国?
あるいは、肉体も魂も、ただ「消滅」しただけなのだろうか?
正直、真実は分からない。
だから。
あくまでも、アタシの戯言(わたごと)だけど。
たまに、夢枕に立つ亡母は、東南の空からやってくる。
仄白い光を放ってさ、いつも綺麗な服を着ているんだ。
「帰るの」
「帰るだけよ」
母は、
私の母さん神様は、確かに、そう云った。
「死んだら帰る」と云ったんだ。
誰も信じてくれなくても、
アタシだけは、信じている。
だって、
アタシの母の言葉だから。
アタシは母の娘だから。

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本日のまこメシ。
美味しいスイーツは、
現世でも、冥土の土産でも。
【どこで食べてもご機嫌なのだよのスイーツのまこメシ。】
京都『お多福庵』
・塩大福
・みたらし焼き団子


一説によると。
生き物の身体を形作る細胞には、
予(あらかじ)め「死」がプログラムされていると云う。
「死」をもって完成ということなのだろうか?
この偉大で愚かなプログラマーは、
「神」なのか?
「悪魔」なのか?
いや。
もしかして、「人間」?
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