『道』
『道』という詩がある。
アントニオ猪木さんの座右の銘だ。
道
この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ。
故・清沢哲夫さん(宗教家・哲学者)
危ぶめば道はなし。
踏み出せばその一足が道となる。
迷わず行けよ。行けばわかるさ。
故・清沢哲夫さん(宗教家・哲学者)の詩で、
一説には、『一休さん』のモデルとなった一休宗純さんの言葉だとも云われているが。
アタシにとっては、もう、猪木さんの名言でしかない。
あの声、あの顔、あの闘魂で吐かれる言葉だからこそ、伝わるコトもあるからだ。
「迷わず行けよ、行けばわかるさ」
「道はどんなに険しくても、笑いながら歩こうぜ」
実際の作者さんには、大変申し訳ないのだが。
アタシの中では……
全ての道は、猪木に通ず。
猪木さんの言葉に、背中を押され、勇気を貰った人、結構いるんじゃないかな?
心から、お悔やみ申し上げたい。
生(なま)猪木。
以前、原宿のブラジル料理店を訪れた時のことである。
たまたま猪木さんも来店していて、例の「あれ」を体験したことがある。
「元気ですかー!」
「元気があれば、何でもできる。では、皆さんご一緒に……」
「1、2、3、ダーッ!」
猪木さんの目の前で、一緒に拳を突き上げる女(アタシ)。
シュール?
いやいや、サイコーに元気を貰ったぞ!
満席のお客さん達も、みな、笑顔である。
猪木さんは、一瞬で、皆をHAPPYにしちまったようだ。
その後、偶然、店を出るタイミングが一緒で、
大通りに向かうアタシのすぐ後ろを、猪木軍団がぞろぞろと歩く形となり、
それはまるで、
アタシが「猪木を引き連れて」夜の原宿を歩いているようにも見えて、
なんとも幸福な時間を、味わせてもらったのだよ。
それにしても。
意外と云っては、失礼だが。
生(なま)猪木さんは、本当に「美しい人」だった。
「カッコいい」というより「綺麗」。
「剛腕」というよりは「柔和」。
そんな素敵な人だったな。
今宵のまこメシ。
ブラジル料理のシェラスコ(肉)も大好きなのだが。
最近、ちょっこり野菜不足。
補っていきましょう。
【足りないモノは補いましょうのまこメシ。】
・ベーコンと青梗菜の炒め物
・山芋の出汁わさび和え
・焼き鳥の大葉のせ
・トマト
・冷奴
・日本酒
今宵は、十三夜。
少しだけ欠けた月を愛でながら、酒を嗜(たしな)む予定だったが。
そういや、うちは西向きで。
昇る月は、全く見えないのだよ。(涙)
しょうがないので、気合で月を愛でましょう。
「1、2、3、ダーッ!」
いや、見えないよ……。
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