金星。
日の入り後。
西の空高く、圧倒的な明るさで輝いている星がある。
金星(宵の明星)である。
あんな風になりたかったな。
あんな風に輝きたかったな。
自分の人生を振り返り。
何者にもなれていないことを寂しく思う。
だけど。
何者かになれないと、人生、不幸なのだろうか?
いいえ。
そんなことはないと、信じてる。
負け惜しみに聞こえるかもしれなが。
アタシはアタシになればいい。
何者かではなく。
アタシの好きなアタシになればいい。
だけど。
それすら、なれていないアタシ。
本日のまこメシ。
良い呑み滋養(よいのみじよう)。
【デパ地下グルメ三昧なのだよの昨晩の晩酌のまこメシ。】
・【柿安ダイニング】ガーリッククラブ
・【柿安ダイニング】クリームチーズのホワイトポテトサラダ
・【大徳寺さいき家】黒毛和牛ローストビーフだし巻サンド
・ビール
金星は、愛と美の女神「ビーナス」と呼ばれている。
金星がこのように名付けられたのは、おそらく天空で最も明るく輝く惑星だったからであろう。
だけど。
美しい名前と姿とは裏腹に、
金星は、二酸化炭素の雲で厚く覆われた、
平均気温400度という灼熱の惑星である。
地上には硫酸の雨が降り、
まるで地獄のような恐ろしい世界が広がっているのだ。
分かってるよ。
そんな危険な女にもなれないことを。
だからこそ、
憧れてしまうんだ。
愛と美と灼熱の惑星。
金星(ビーナス)。
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