父はクチ下手。

なんでもない日常
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留守電。


一人暮らしの実家の父へは、
大体、アタシから電話する。


普段はクチ下手の父だが、
それでも、楽しくお喋りしてくれる。


先日、珍しく、父から着信があったようで、
1件、留守電が残されていた。


あれ? お父さん。
いったい、何の用かな?





(以下、留守電)


「……」


「えー、あーー、うーーー」


「えっと、お父さんだけど……」


「あのだな、えっと、そのぉ……」


「えーーー、あーーー、うーーーーー」






















ピーーーーーーッ!








終わった。


本日のまこメシ。


面白過ぎて。


留守電を保存した。


【今日は絶対にソーセージを食べようと決めていたのだよの晩酌のまこメシ。】
・ソーセージ(野菜・ポテトサラダ添え)
・おくらとみょうがの浅漬け
・くるみパン
・ビール



父よ。

ゴールデンウィークには、帰るから、

また、一緒に晩酌しようね。

一杯、話そうね。

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