すがりつく女。

なんでもない日常
※ アフィリエイト広告を利用しております
※ アフィリエイト広告を利用しています

すがりついたこと、ありますか?


アタシは、すがりつく女には、なりたくない。
見苦しいし、カッコ悪いからだ。


だから、別れを切り出すのは、いつもアタシの方からだ。


「フラれたことがない」なんて、高飛車なことを云っているわけじゃないぞ。
ただ、単に、関係に別れが透けて見えてくると、先回りして、アタシからサヨナラを告げただけだ。





だけど、ある日、先輩に云われたんだ。

「それってさ。本当に好きな人に、まだ、出逢ってないからなんじゃない? 本当に好きなら、すがりつくよ」


何だか、猛烈に腹が立った。
全然、違うよ。
それとも、図星?
とにかく、今までの恋愛を、全て、否定された気分だ。






すがりつくことが、愛の深さの証なのか?


本日のまこメシ。


確かに。


人気の焼きたてシュークリームに30分並んだのに、直前で、「売れ切れでーす」と云われた時には、すがりついた。


【GWは毎日呑んでいるけど大丈夫かねの晩酌のまこメシ。】
・アクアパッツァ
・パン
・コールスローサラダ
・白ワイン




それから、暫くして、アタシは一度だけ、男にすがりついたことがある。
それは、先輩の言葉が、アタシの中に烙印されていたから。

「本当に好きな人に、まだ、出逢ってないからなんじゃない?」



だから、すがってみたんだ。
その男を好きだったのは、本当だけれど、
本当は、アタシ自身、もう終わりにした方が良いと思っていたのに。





だけど。

少し芝居がかりながら、助手席で泣いて、不条理なことを口走っているアタシは、なんと惨めな女だったろう。

ミラーに移るアタシは、恐ろしくみすぼらしく卑しい女だったな。



嗚呼。
やっぱり、すがりつくなんて、するもんじゃない。


例え、すがってでも取り戻したいものがあったとしても、
別れを悟った瞬間、
「今までありがとう。楽しかったね」と云えた方が、
どんなに心が安らかだろう。



あれから、アタシは、色んな人から相談を受けた。


恋人にすがりつく人。

会社にすがりつく人。

夫の経済力にすがりつく人。

友人の優しさにすがりつく人。


その全てに、こう答えている。



すがりつきたい人は、遠慮なく、すがりつけばいい。

だけど、アタシはすがりつくことはしない。

自分が大切だからさ。

きっぱりと離れるよ、と。

コメント