飽くなき欲求。
昔、師事していた巨匠と呼ばれる高齢の映画監督が、
よくこんな話をしてくれた。
「私は、あと2本、映画を撮る」
資金が底を尽きようとも、
高齢になろうとも、
病魔に侵されようと、
あと2本。
「あと1本」とは云わない。
「次が最後」とは絶対に云わないんだ。
こんなに有名な巨匠でも。
どこまでいっても満足しないんだな。
とどまるところを知らない飽くなき欲求。
頭が下がる思いであった。
よし。
アタシも。
次が最後の恋ではなく、
最後から2番目の恋にしよう。
本日のまこメシ。
まだ、終わらせたくない。
「ごちそうさま」と云うのが辛い。
【本当はもう1杯食べたいけれど、新しき恋のため我慢のまこメシ。】
・かき揚げうどん
・トマトと玉ねぎのサラダ
・イチゴ
・豆乳
「若さが正義」のように持てはやされる日本に於いて、
オトナになるほど「悪」なのか?
年齢を重ねることは、劣化じゃなくて、変化なんだ。
いや、進化と云っても過言ではないぞ!
オトナは、時代に合わせてしなやかに変革し、
更に、充実した豊かな世界へ向かえばいい。
コドモなんかには分からない、
至高の高見へ到達すればいいんだ。
どのように「進化」するのは、結局、自分次第。
「オトナの未来」こそ、光り輝いていて欲しいんだ。
これで最後なんて、云わないで。
ずっとずっと、輝いていて。
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