冷蔵庫一掃WEEK。
年末年始は、実家に帰省。
なので、毎年、この時期は、「冷蔵庫一掃WEEK」開催中である。
冷蔵庫の片隅で、ひっそりと息を潜めている残り物の食材たち。
しかし、その小さな存在をみくびってはならない。
残された物には、不思議なチカラが宿る。
手を加えれば、新しい息吹が吹き込まれ、驚くほどの変身を遂げることもある。
冷蔵庫の隅に残った小さな野菜。
乾いちまったパン。
固くなったチーズの欠片(かけら)。
それらをどう活(い)かすかは、
きっと、アタシの腕次第。
昔から云うでしょう?
残り物には福がある。
それは、ただの「言い伝え」じゃない。
大切にすれば、きっと良い事がある。
無駄にしないココロに、
きっと福は訪れるから。

本日のまこメシ。
残り物でも。
優雅な食事。
【あとの野菜は明日の味噌汁にぶち込もうの本日のまこメシ。】
・残り野菜のドリア(ピーマン/玉ねぎ/人参)
・残り野菜のグリル(かぼちゃ/れんこん)
・残り野菜のサラダ(ミニトマト/レタス/ベビーリーフ)
・ヨレヨレになった柿
・豆乳

そう。
昔から云うでしょう?
残り物には福がある。
人がとった後、遠慮深く待っていると、
思わぬ拾い物をすることもある。
だいいち、誰かが先に選んだモノが、
自分が欲しかったモノとは限らない。
誰かにとっては「残り物」でも、
アタシにとって「宝物」かもしれないんだ。
見慣れない形。
不思議な色。
独特の香り。
誰も手にとらなかったけれど。
それはアタシを待っていたかのように。
光り輝くかもしれない。
残り物にも、福がある。
残り物こそ、夢がある。

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