宝くじ。
宝くじを買ってみた。
どうせ当たりっこないなんて、
野暮なことは云わないでくれたまえ。
買わなきゃ、確率は「ゼロ」。
永遠に、当たらないんだ。
1等・前後賞合わせて、5億円ですと?!
いやん。
当たっちまったら、どうしよう?
アタシの妄想は多いに広がり、
既に、アタシは、タワマンの住人だ。
今まで狭い部屋で必要すらなかったスリッパが欲しくなり、
モロッコにバブーシュを買いに、ビジネスクラスで出かけよう。
毎日通うジムのお蔭で、スリムなボディを手に入れたようだ。
毎晩の晩酌のお供は、日本全国津々浦々から取り寄せた逸品ばかり。
嗚呼、愉しい。
妄想だけで鼻血が出そうだ。
貧乏人。
3000円で大きな夢を買ってみた!

本日のまこメシ。
妄想では。
会社はとっくに辞めている。
【妄想だけで3度乾杯の晩酌のまこメシ。】
・トマトソースのリガトーニ(ショートパスタ)
・野菜スティック
・バケット
・赤ワイン

宝くじって本当に当たる人がいるのだろうか?
そんな素朴な疑問をよく聞く。
多分、高額当選しても、云わないだけじゃないのかな。
アタシは、一人だけ知っているぞ。
その人は、以前、務めていた会社の先輩。
当時30歳くらいの独身男性であった。
いくら当たったかは、教えてくれなかったが、
当選後、すぐに一軒家と高級車を買っていたぞ。
「車を買ったら、彼女もついてきた」と冗談めいて笑い、
その人とめでたく結婚もしていた。
その後、風の噂で、すぐに会社を辞めたと聞いた。
その数年後には、離婚してしまったとも…。
何だか、宝くじで高額当選した人たちの悲惨な末路ばかりが、
面白おかしく取り沙汰されてしまうようだけれど。
先輩だって、愉しい時期もあった筈だ。
宝くじに当たったことが幸せだったのか、不幸だったのか、
本人は、今、どう思っているのだろうか?
結局、愉しく生きるか、転落人生かは自分次第ってこと。
アタシは、妄想だけで、十分しあわせ。
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