実家にて。
「ぎりぎりボケてるらしい」
「この前までは、ぎりぎりボケてなかったんだけどな」
元気を装っているのだろうか?
そう云って、父は明るく笑った。
この三連休を利用して、実家に帰省してみたが、
1か月半前に会った父と、
今、目の前にいる父と、
何ら変わりはないように見える。
「『ぎりぎり』なら、そのまま『ぎりぎり』でいっちゃえば?」
「悪くならなきゃ、いいんだよ」
つられて、アタシも、愉しそうに笑ってみせた。
多分、二人とも。
ちょっと、無理はしているけどさ。
本日のまこメシ。
写真まで。
ピンボケ。
【実家に戻ると魚が焼けるのだよの晩酌のまこメシ。】
・サンマの塩焼き
・ゆでブロッコリー
・温かいゆば豆腐
・ザーサイ
・赤飯/栗おこわ
・ビール
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こんな事を云うと怒られそうだが、
聞ける時に、父に聞いておきたいことがある。
見合い結婚の父と母。
母は、既に、亡き人だけど。
出会いとか、結婚生活とか、どうだったの?
「お母さんがお嫁に来てくれた時、本当に綺麗だったんだ」
「凄い人が来てくれたって、嬉しかったんだよ」
照れ屋だと思っていたけど。
ほろ酔い気分で、愉しそうに話す父。
はい、はい、ご馳走さま。
でも、こういう話も、聞けて良かった。
まだまだ、いっぱい、聞かせて欲しいんだ。
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