父の認知症が始まった。#7

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実家にて。


「ぎりぎりボケてるらしい」

「この前までは、ぎりぎりボケてなかったんだけどな」


元気を装っているのだろうか?
そう云って、父は明るく笑った。


この三連休を利用して、実家に帰省してみたが、
1か月半前に会った父と、
今、目の前にいる父と、
何ら変わりはないように見える。


「『ぎりぎり』なら、そのまま『ぎりぎり』でいっちゃえば?」

「悪くならなきゃ、いいんだよ」


つられて、アタシも、愉しそうに笑ってみせた。




















多分、二人とも。

ちょっと、無理はしているけどさ。



本日のまこメシ。


父と晩酌。


食欲も変わらずあるようだ。


【実家に戻ると魚が焼けるのだよの晩酌のまこメシ。】
・サンマの塩焼き
・ゆでブロッコリー
・温かいゆば豆腐
・ザーサイ
・赤飯/栗おこわ
・ビール





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こんな事を云うと怒られそうだが、
聞ける時に、父に聞いておきたいことがある。


見合い結婚の父と母。
母は、既に、亡き人だけど。
出会いとか、結婚生活とか、どうだったの?


「お母さんがお嫁に来てくれた時、本当に綺麗だったんだ」


「凄い人が来てくれたって、嬉しかったんだよ」


照れ屋だと思っていたけど。
ほろ酔い気分で、愉しそうに話す父。


はい、はい、ご馳走さま。
でも、こういう話も、聞けて良かった。






まだまだ、いっぱい、聞かせて欲しいんだ。

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