どんなに頑張っても、合わない人はいる。
先日、実家に帰省し、父と晩酌した時の事。
会社にいる「変な人々」について、ため息混じりに語っていたら、
父が笑いながらこう告げた。
「どんなに頑張っても、合わない人はいる」
父よ。
子供の頃、「みんな仲良く。人類みな兄弟」と教えてくれたのはアナタではないか?
アナタの教えに従い、
嫌なヤツにもきっと良いトコロがある筈さ、と自分に云い聞かせ、
今まで、励んで来たのだよ。(涙)
なのに、今さら「どんなに頑張っても、合わない人はいる」ですと???
今までの努力が、水の泡ではないか。
しかし、父よ。
アナタがそれほどまでに云うならば、もう一度、耳を傾けよう。
「どんなに頑張っても、合わない人はいる」
そうか。
そうだよ。
そうなんだよ。
「みんな仲良く」いられるよう、平和主義を貫いた結果、
好き勝手やるのは、いつもズルい人たち。
譲歩してあげるのは、いつも優しい人たち。
なぜ、良い人ほど損をして、悪い人ほど得をする世界になっちまうのだ?
そうさ。
どんなにこちらが頑張っても、ずる賢いヤツらは変わらない。
所詮、合うわけがないのである。
嗚呼、父よ。
どんなに頑張っても、合わない人がいて当たり前。
ならば、しっかりと線引きをして付き合えばいいのだね?
どうやら、子供の頃の教科書は、もう古くなっちまったみたいだな。
こう見ると。
父も。
ずいぶん、歳をとったな。
父とまこメシ。
今宵は、父と二人酒。
料理って、一人分作るより二人分作るほうが、楽だと思う。
食べるのも、一人より二人の方が、楽しいよね。
まこ家(け)では、コロナ感染予防のため、まだ大皿は避けている。
皆は、どうしているのだろう?
もうそろそろ、いっかなー?
【今宵は父とまこメシ。 】
・刺身盛り合わせ
・かぼちゃの煮物
・もつ煮
・ほうれん草のお浸し
・ビール
こうやって、
父と語らう時間。
あと、どれくらいあるのだろう?
もっともっと色んな話、聞きたいな。
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