どうせまた悪が勝つんでしょ?

なんでもない日常
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最後に善は勝つ?


アタシの職場は、
狡(ずる)い人ばかりが得をして、良い人ほど損をする職場である。
卑怯な人が獲得し、優しい人は奪われたままだ。


善意でやったことは、いつのまにか「当たり前」に変わっていく。
責任はいつも真面目な人の肩にだけ落ちてくる。


ほら、どうせ、また、「悪」の方が勝つんでしょ?
そんな職場の空気に、慣れたふりをしていたけれど。


それでも、この職場の見えない天秤が、ほんの少しだけ善の方へ傾いた。
世界のバランスが、揺らぐのを感じたんだ。


表向き勝っていたように見えたあの人は、
実は、嫌われ、疎(うと)まれ、一人ぽっちだった。


「自分はこうありたい」と静かに行動し続けていた人の方が、幸せに見えたよ。


明日になれば、ちっぽけな「善」なんて、
また「悪」に踏みにじられてしまうのかもしれないけれど。


それでも、「悪」が勝つ世界の物語は、
少しだけ、書き換えられるのかもしれない。


本日のまこメシ。


珍しく。


職場で正義が勝った日。


【イヤッフォー、乾杯!の本日の晩酌のまこメシ。】
・焼売
・チンゲン菜のガーリックソテー
・卵豆腐
・ビール




どうせまた悪が勝つって思っていたけれど。


1日の終わりに、自分の選んだ言葉や態度を少しだけ誇れるなら、
その日はきっと、悪の完全勝利なんかじゃない。


明日もまた、理不尽と並んで歩くとしても、
勝ち負けだけじゃ測れない、静かな輝きがきっとある。


誰も見ていなくても、
拍手がひとつもなくても、


アタシだけは、最後に善が勝つと思いたい。
自分の選択を信じてあげたいんだ。


だから。
「どうせ」ではなく、「それでもきっと」と小さく呟(つぶや)いてみる。


世界のどこかで、見えない「善」が、
しぶとく息をし続けていることを信じて。


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