バイオレンス映画。
「最近、家で、バイオレンス（暴力）映画にハマってます」
にっこりと微笑みながら、躊躇なくそう告げるお洒落な美容師さん。
「ボッコボコにされるシーンを観て、ストレス発散するんですよ。また、明日も頑張ろうって」
「えー、わー、面白―い！」と笑って聞いていたアタシだが。
心の中では、少し、引いている。
「流血シーンでも、ご飯、食べられますよー」
ワクワクが止まらない様子の美容師さんである。
マジか？
全然、理解できない。
第一、暴力シーン観ながら、メシが喰えんのか？
ふと、美容師さんがアタシに訪ねた。
「まこさんは、どんな作品、観ますか？」
「うーん、そうだな。美容師さんとは、ちょっと好みが違うけど……」
「医療ドラマかな」
「内臓切り裂いているリアルな手術シーンを観ながらでも、ご飯、食べられますよ」
あ？
一緒やん？
本日のまこメシ。
そう云えば。
アタシは、サイコ映画も好きだった。
【どうやら刺激が欲しいみたいだの辛いマーボーのまこメシ。】
・麻婆豆腐
・ご飯（ファンケル発芽米：白米＝１：１）
・ミニトマト
・きゅうりの漬物
・スイカ
・麦茶
映画『最後まで行く』を観た。
岡田准一主演、追い詰められていく刑事の姿を描いたクライム・サスペンスだ。
暴力シーンも多いし、それはイヤなのだけれど。
それでも、いやぁ、面白かった！
飛び散る血しぶきを見ながら、ご飯が食べられる人には、おススメだ。
仕事や人間関係のストレスを、上手に発散させる方法は、人それぞれ。
まずは、自分にあったストレス発散法を見つけていただきたい。（願）
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