あの頃のアタシは。

なんでもない日常
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あの頃のアタシは。


あの頃のアタシは。

ある仕事で初めてプロデューサーを任されて、
鼻息荒く、とにかく一生懸命だった。


だけど、経験も、才能もない、ただの未熟者で、
結果、泣かず飛ばずの有り様で。


打ち上げもない帰り道。
深々と頭を下げ、スタッフ達を見送った。
「皆さん、お疲れさまでした」
返事をしてくれない人もいた。


皆がいなくなった途端、
悔しさと、不甲斐なさで、涙が溢れたっけ。


ダメなアタシ。
何にも出来ないアタシ。


その時、一人だけ残ってくれていたスタッフさんが、背中越しに声をかけてくれた。

「まこさんが、いっちばん、お疲れさまでした!」


その言葉が優しくて。
だけど、やっぱり、悔しくて。
結局、わんわん泣いたけど。


あの頃のアタシも。
今のアタシも。
誰かに助けられて生きている。


そして、今は。

あの頃のアタシが、
今のアタシを助けてくれていると思うんだ。



本日のまこメシ。


今日は、大きな仕事が片付いたから、
少し贅沢にキメてやろう。


冷凍庫に眠っていた謎の牛肉を焼いただけ。
だけど、お気に入りのステーキソースをかければご馳走に早変わり。


今日だけは。
ご飯おかわりして、いいよね?


【お疲れちゃーーんの今宵のまこメシ。】
・牛肉のサイコロステーキ
・ご飯(ファンケル発芽米:白米=1:1)
・コンソメスープ
・赤カブの漬物
・豆乳





今日のアタシは。
悔し涙にくれることもなく、
笑顔で帰ってくることが出来たよ。


あの頃のアタシも。

今のアタシも。

助けてくれた皆も。

皆、いっちばん、お疲れさまでした。

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