人知れず老ける、夏。

なんでもない日常
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人は夏に老ける?


真夏の紫外線を避けるんだ。
冷房の効いた部屋に籠りきり。


「涼しくなってからね」と、
誰かの誘いも断るんだ。


ごろんと横になって、
アイスなんて食べちゃってさ。


夏から逃げ回っていた筈なのに。


気が付くと、完全に夏に負けちまっているんだ。


肌はカサカサ。
髪はパサパサ。
ダレきったボディライン。


夏って、人を5歳は老けさせるよね?


いやいや。
夏のせいじゃない。
全部、アタシのせいなんだ。


人知れず、老けない為には。
人知れず、努力も必要だよね。


最後の抵抗のスキンケア。
悪あがきのストレッチ。


敗北なんて認めたくないんだ。





だけど、それだけか?
心まで、つまらない女になっていないか?


夏の魔法の呪文なんて、とっくに忘れちゃったから。


涼しい部屋を飛び出して。


真夏の太陽に、聞きに行こうかな。


本日のまこメシ。


胃腸も。


老けた。


[消化能力をあげておくれよ薬味達の本日のまこメシ。]
・薬味一杯ぶっかけそうめん(シソ・みょうが・キムチ・おくら・ゴマ)
・スイカ
・豆乳



遠い昔の夏の恋は、
いつもドラマティックだったけれど。


今思うと、
笑っちゃうことばかりなんだ。


だけど、大切な思い出ばかり。
煌々(こうこう)と輝くキミに、もう一度、逢えるんだ。


あの頃は、
全部、夏のせいにして、
どこにでも走り出せたよね?


結局、どこにも行けない今のアタシが、

躊躇(ためら)ってばかりいる今のアタシが、

心も、

身体も、

アタシを、みすぼらしくしているのかな?

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