風任せ。
アタシの1日は、深呼吸から始まる。
さぁ、カーテンを開け放とう。
今日の空は快晴だ。
だけど、職場の人間関係は、ココロを覆う灰色の雲。
美しいはずの景色が、少しだけ、霞んで見えちまう。
仕事は楽しいけれど、
人間関係に疲れることがある。
価値観の違い。
コミュニケーション不足。
争いが好きなわけなじゃない。
だけど、無理に合わせようとすれば、ココロが疲弊するばかり。
選んだり、選ばれたわけでもないのに、
1日の殆どを共に過ごす魔物たち。
どうして仕事以外のことで、
こんなに気を遣う必要があるのだろう?
笑顔の裏に本音を隠し、「大丈夫」と呟くけれど、
本当は少し疲れているアタシを、誰が知っているのか?
今日も、また。
アタシは、まるで、風に揺れる木の葉のように。
ゆらゆらゆらゆら。
ひとり。
遥か彼方へと、飛んでいってしまいたい。

本日のまこメシ。
ご飯だけでも。
優しく。
【労(いた)われ自分の本日のまこメシ。】
・ご飯(五穀米入り)
・即席味噌汁
・蓮根のきんぴら
・小松菜のお浸し
・漬物
・豆乳
・柿

職場に潜む棘(とげ)を持つ人とは、
どういう風に関わったらいいのだろう?
相手の裏の気持ちに気付いてやれというのか?
自分が全部譲って、相手の幸せだけを願えというのか?
はん?
無理だよ。
他人を大切にしない人に、
自分だけが優しくなんてなれそうにない。
ホントはね、
ただ「仕事だけ」に集中したいんだ。
だけど、「人間関係も」大事なことだと、
そう、知っている。
今日も、また。
アタシは、まるで、風に揺れる木の葉のように。
ゆらゆらゆらゆら。
遥か彼方へと、飛んでいってしまいたい。
だけど、この風のお陰で、
少しだけ、人に優しくなれるのかもしれない。


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