バス停。
アタシの住んでいる地域では、ミニバス(コミュニティバス)が走っている。
小さくて可愛い便利なバスで、区内をぐるぐる走っている。
先日、アタシがバス停の近くを歩いていたら、
前方から若い男性が、猛スピードで走ってきて、
たった今、バス停を元気に出発したばかりのミニバスに向かい、
「待って!待って!」と叫んでる。
若人よ、そんなに急いで何処へ行く?
キミには、生き急ぐ理由があるのかい?
バスの運転手さんは、怪訝な顔をして、キュッとブレーキを踏んだんだ。
乗客も、眉をひそめて、扉の外の男性を見つめている。
ところが。
すぐに、皆、笑顔になった。
男性のすぐ後ろから、一人のお婆ちゃんが、よちよちよちよち歩いてきて、
ミニバスに乗り込んだからである。
「ごめんね、悪いねぇ、ありがとね」
お婆ちゃんは、ひとり、バスに乗り込み、男性に向かい、何度も何度もお辞儀をしていた。
男性は、その姿を見届けた後、あっという間に消えてしまった。
若人よ、そんなに急いで何処へ行く?
立ち止まらず、そのまま前に進んでくださいな。
本日のまこメシ。
にっぽんの未来は。
明るい。
【たこさんウィンナーまで笑って見えるランチのまこメシ。】
・弁当
・お茶
人類よ。そんなに急いで何処へ行く?
行きたい場所が見えているの?
人類よ。そんなに急いで何処へ行く?
破局に向かっているだけじゃない?
時には、ゆっくり歩いてさ。
深呼吸でもしてごらん。
ほら、素敵な景色も見えてくるよ。
今いる場所も、素敵だよ。
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