ダジャレ。
「オレ、あんまり面白いこと言えないからなぁ」
少し照れながら、Tさんが云う。
いやいや、Tさん、大丈夫。
面白さとか、期待してないんで。
Tさんは、アタシの担当しているイベントで、
毎年、記録用写真を撮ってくれるベテラン・カメラマンである。
光、明るさ、構図にこだわり、
いつも極上の仕事をしてくれる頼れるカメラマンさんなのだが。
とにかく、ダジャレが多い。
無駄に、多い!
そして、ほら、今日もまた。
Tさんのおやじギャグが炸裂しているぞ。
「え? 急いでる?」
「廊下を走ロウカ?」
本人の宣言通り。
ややウケ。
本日のまこメシ。
Tさん。
面白い事が云えなければ、
黙って仕事をしてくれてもいいのですよ。
【天丼。食べテンドンのランチのまこメシ。】
『天ぷら魚新』
・天丼(海老二本/野菜三種)
【広告:株式会社メンズスタイル カッコいい男性のダジャレは全て許す(by全OL)⇓ 】
昔、NHK『チコちゃんに叱られる!』で、
脳科学者の茂木健一郎さんが、こんな事を云っていた。
中高年男性は、連想記憶(ひとつの記憶から他の記憶を思い出すこと)の達人だからこそ、
おやじギャグを生み出せるとのこと。
が、また、一方で、
理性を司(つかさど)る前頭葉の機能の低下もみられ、脳のブレーキが利きにくくなるそうだ。
つまり、若い男性ならおやじギャグを思いついても、
「云ってはダメだ!」とブレーキをかけられるみたい。
Tさんは、今日も、ダジャレを連呼している。
達人だからこその、孤高なのだね。(涙)
コメント