職場にて。
不本意ながら、一度キレてみた。
いつものように笑顔でやってあげれば、
丸くおさまることは分かっていたけれど。
今日だけは、喉の奥につかえた「イヤだ」が、
勝手に口から出ちまったんだ。
空気を読むために、何度も踏んだブレーキは、もうとっくに擦り切れているのに。
それでもまだ、「踏み続けろ」と云われた気がして。
「イヤです。自分でやってください」
そう零れた言葉は、思っていたよりも大きくて。
その場の空気が凍りついたと感じながら、
嗚呼、アタシ、面倒な人になってしまったなとココロの中で舌打ちをした。
それでも、いつものアタシより、ずっと正直だったし、
どこかで、ようやく自分の味方をしてあげられた気もした。
アタシだけは。
アタシを大切にしてあげてもいいよね?

本日のまこメシ。
自分で出来るでしょ?
面倒だからやらせたいんでしょ?
【甘え過ぎはよくないのだよの晩酌のまこメシ。】
・芋芋グラタン(ジャガイモ/さつまいも)
・アボカド(わさび醬油で)
・サラダ
・赤ワイン

不本意ながら、一度キレてみた。
後悔もしているし、自由になれた気もする。
そのふたつの狭間で、アタシはやっと立っている。
だけど、不思議だな。
あの瞬間から、世界が少しだけ、不器用なアタシ寄りに傾いた気がしている。
正直、ちょっと「怖い人」になった方が、
自分の仕事がしやすくなったと感じているんだ。
あの時、どうすれば良かったかなんて、
よく分からないけれど。
ただひとつ、確かなのは、
あの瞬間だけは、
誰のためでもなく、
自分の側に立てていたということ。
アタシがアタシの、
味方だったということ。

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