独身税。
「少子化」と騒がれるたびに、申し訳ない気分にさせられる。
アタシは、子供を産んだことがないからだ。
「義務を果たしていない」と詰(なじ)られたこともある。
産まないことを悪のように責められたこともあるぞ。
アタシだって、子供は宝と承知している。
少子化の行方も、案じているよ。
それでも「産まない人生」を選び取り、
だからこそ、馬車馬のように働いて、
子持ちスタッフたちの仕事をフォローし、
文句も云わずに、税金を納めているんだ。
アタシたち独身は、支援も控除も少ないというのにさ。
社会的には不遇な扱いを受けても、自分は自分の出来ることを、と。
知ってるよ。
「独身税」は、正式には「子ども・子育て支援金制度」だっていうことを。
独身の人だけが負担するわけではない。
未来の世代を支えるための重要な財源となることも。
三原じゅん子大臣は、
「独身税という言い方は間違ってる」と声高に云うけれど。
そのくらいは揶揄(やゆ)させてもらってもいいだろう?
だって、アタシたち独身は、全く報われないんだもん。
政治家は、「正しい理解を」と国民にばかり強いるけれど。
税金の無駄遣い、財政政策の遅れ、構造改革の不十分さは、
一体誰の仕事の結果だと思っているのかね?
こっちだって叫びたいよ。
「正しい政治を」と。

本日のまこメシ。
この1週間のアタシの働きに報いたい。
チーズたっぷりのパスタで。
【一人で頑張るもんの本日の晩酌のまこメシ。】
・ナスとモッツァレラチーズのトマトソースパスタ
・サラダ
・トルコ産 ドライいちじく
・赤ワイン

経済的な理由や不妊症など「子どもが産みたくても産めない」女性たちがいる一方、
様々な理由で「子どもを産まない」ことを選ぶ女性たちもいる。
誰かと寄り添って生きていくことを選択する人もいれば、
一人で生きていくことを選び取る人もいるんだ。
どんな生き方を選ぼうと、
どこに辿り着こうと、
それぞれの選択や在り方は尊重されていい筈だ。
皆、一生懸命生きている。
どうぞ、若い世代ばかりにツケを回さず、
取りやすいトコロばかりから搾取せずに、
誰もが幸せで生きられる制度になることを、
期待せずにはいられないんだ。
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