事件です。
近隣で、横領事件が発覚した。
え? まさか、あの人が?
青天の霹靂である。
盗人(ぬすっと)。
事件を起こしたのは、
そんなイメージとは、かけ離れた人である。
いったい、何が、どうなっちまっているんだろう?
現在、調査中らしく、
詳細は、まだ、よく分からないのだけれど。
それでも、現時点で、
これだけは、はっきりしているようだ。
本人は、横領を認め、懲戒免職。
会社は、示談(じだん)にする、と。
本日のまこメシ。
少しだけ。
解(げ)せない。
【それはそれとて、夏の終わりを楽しむ晩酌のまこメシ。】
・とうもろこし
・サツマイモとブロッコリーのグラタン
・枝豆のペペロンチーノ風
・ビール
「示談」とは、当事者同士が話し合い、争いをやめる合意をすることで、
民法上の「和解」に当たる。
つまり、横領したお金を返済して謝罪すれば、刑事事件として立件されず、
刑罰を免(まぬが)れるというわけだ。
(前科もつかない)
往々にして、会社という組織は、
事件を表ざたにするのを「恥」と捉えるみたいだな。
だから、なるべく穏便に。
「こっそり」上層部に報告して、「こっそり」終わりにするようだ。
そりゃあ、アタシだって、
何でもかんでも法で罰せばいいとは思っていない。
だけど、深く反省もせず、逃げおうせた人間は、
同じ過ちを繰り返すこともあると思うんだ。
昔、アタシの知り合いが、そうだった。
示談で刑罰を逃れたその人は、結局、同じ罪を3回繰り返したぞ。
今から思うと、あの時、早い段階で、警察に突き出してあげた方が良かったと思っている。
いらぬ温情は、その人の更生の場を奪ってしまったのかもしれないんだ。
そして。
「あの人」のケースは、どうなるんだろう?
前科がつかないということは、
また、次の会社の面接に、シレッと出かけるのだろうか?
こうして、また。
「悪」は世に放たれる。
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