30年の軌跡。しみじみ。
お小遣い帳をつけはじめて、30年が経過していた。
なんとまぁ、続いたものである。
先日、断捨離をしていて気づいたのだが、
そこに、見つけた最初の一冊。
若き日のアタシの字。
少し頼りないけれど、でもちゃんと暮らしていた証がそこにはあった。
そして、目に留まる、自信満々に書かれた貯金額合計。
49,638円。
わ。すくなっ。
そして、5万円まで、あと一息。
その絶妙な届かなさに、思わず声を上げて笑っちまった。
なんで、あと362円、頑張らなかったの?
昔のアタシ!
けれども、その49,638円は、
今、見返しても、凄く眩しい。
1円、10円、100円。
今日を我慢して、明日に回して、欲しいモノと相談しながら、
ちゃんと未来のアタシに渡してきた、小さな努力の結晶だから。
今は、もう、貯金の桁が違う。
あの頃のアタシが見たら、きっと目を丸くすることだろう。
いやいや、昔と今ではお金の価値が違う。
これでも、全然、足りないくらいだよ。
だけど、30年分のページの向こうにいるアタシは、
派手じゃないけれど、確かに頑張ってきた。
こつこつは、ときどき地味で。
たまに、泣きたくて。
でも、ちゃんと、その100円がチカラになるのだと、
この一冊が教えてくれた。
なにより、そのバトンを落とさず、走り続けてきたアタシは偉すぎる。
そうだよ、本当によく頑張ったと思うんだ。
だから、今日くらいは胸を張っていい。
少しぐらい得意げに言わせて貰おう。
えへん。

本日のまこメシ。
今日だけは。
王者の顔で。
【一生に一度は食べたかった朱雀モンブランのスイーツのまこメシ。】
『小布施堂(おぶせどう)』
・朱雀モンブラン 2,700円
・ほうじ茶


現在だって、人から見たら、本当に情けない貯蓄額ではあるが。
「独身」「安月給」「賃貸」のアタシとしては、大丈夫か?という額ではあるが。
それでも、30年続けた記録の最初の一冊から見返してみたら、
ちょっとは成長したアタシを感じ、嬉しく思う。
愛おしいのは、今の残高だけじゃなく、
そこへ辿り着くまで、毎月ちゃんと生きてきたアタシそのものなんだ。
だから、もう一度だけ、言わせてくれ。
えへん!

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