それでも人は変わらない。
会社の隣席の同僚は、
机の引き出しやロッカーの扉が、いつも「ちょっとだけ」開いている。
開けっ放しとか、他人に迷惑をかけている訳ではないので、
この「ちょっとだけ」というのが、実に、面白いなと思っているんだ。
ある日、同僚が、懐かしい目をして語り始めた。
「私が小さい頃、お母さんからよく云われたな」
「アナタは、いっつも、何でも、『ちょっとだけ』開いているのよね、って」
少し遠くを見つめる同僚。
おや?
スカートのジッパーも「ちょっとだけよ」。
嗚呼。
人は簡単には変らない。

本日のまこメシ。
痩せたいのに。
食べるのを止められない。
【アタシは一生変われないの晩酌のまこメシ。】
・アクアパッツァ
・ソーセージ
・カプレーゼ
・ロールパン
・赤ワイン

アタシの会社に蔓延(はびこ)る問題児たち。
あの人は、意地悪だし。
あの人は、ずる賢いし。
あの人は、「人を選んで」部下を苛めている。
あの人達の「昔」を知る人々に聞いてみると、皆、だいたい同じ。
昔から、やっぱり問題児だったと云っていたよ。
不思議だね。
あの人達だって、傷ついてきた筈だ。
嫌われて、
ウザがられて、
孤独を味わってきたに違いない。
なのに。
人は簡単には変わらない?
同じ過ちを繰り返しているみたいだ。
あの人から酷い仕打ちを受けたあの子は怯えていたよ。
決して、口には出せないあの子の想いを教えてやろうか?
いっそ。
消えてくれ。
そろそろ気づいてくれないか?
他人は変えられないけれど、自分で自分は変えられることを。
気づくことすら出来ないのであれば、
きっと、全て、失うよ。
ばいばい。
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