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父の認知症が始まった。#4

認知症1年生。「今度、病院でアレをやるんだ」アレ?優勝か?MRI検査。奇妙な筒の中に横たわり、脳や身体の中を撮影する例の「アレ」である。父の場合、掛かりつけの病院で認知症の初期症状がみられると診断されたが、再度、専門医によるMRI検査を勧め...
なんでもない日常

招かれざる客。

入ってもいいですか?ほら。絶対、そうだ。素敵な洋服屋の店先をウロウロしていても、「いらっしゃいませ~」と、明るくお店に招き入れて貰えないんだ。銀座の高級ブランド店の入口に立つドアマンに至っては、1秒で目を逸らしやがったぞ。招かれざる客。どー...

父の認知症が始まった。#3

惨敗。19時00分。震える手で、父に電話をした。4回、5回。いつものように、数回、呼び出し音が流れる。何だか、判決を言い渡されるのを待っている気分だ。死刑?無期懲役?いやいや、紛れもなく冤罪だぞ。6回目のコールで、父が電話に出た。ゆっくりと...

父の認知症が始まった。#2

19時00分。19時ジャスト。アタシから父に電話するタイミングは、いつもこの時間だ。父の生活習慣を考えると、父が毎日欠かさず見ているNHKのニュースと天気予報が終わり、一番、電話をとりやすい状況にいるからだ。しかし、アタシは、今日も残業。会...
なんでもない日常

元気があれば、何でもできる。

映画『アントニオ猪木をさがして』(ネタバレなし)プロレスも好きじゃない。アントニオ猪木のことも、よくは知らない。そんなアタシが猪木さんに興味を持つようになったのは、数年前、訪れたレストランで、偶然、彼に出会ってからだ。猪木さんは、満席の店内...

父の認知症が始まったと云われた。震えている。#1

認知症。それは、突然の知らせだった。「今日、お父さんと一緒に、病院の先生のお話を聞いてきました」「認知症が始まったようです」姉のLINEの文言は、とても静かで、だからこそ、優しくもあり、恐怖すら感じた。父は、現在、田舎で一人暮らし。母は、随...
スピリチュアル

第103柱 『電気が切れる。スピリチュアル』

まただ。電球が切れた。以前、家電が立て続けに壊れる時は、「転機が訪れる前触れ」とお伝えしたことがある。(詳細は、「物が壊れる」メッセージ。を参照)そう、あの頃、アタシの家の家電が、立て続けに壊れた時は、大嫌いな上司(アク部長)の退職が確定し...
なんでもない日常

おじさんOLの三連休。

三連休、何をする?魅惑の秋の三連休。不覚にも、何の予定もない。いや、いいんだ。むしろ、正解なんだ。心身ともに疲れ切っちまっている今だから、ライフワークの乱れを3日で鎮められる一世一代の大チャンスなのだよ。まずは、昼まで寝る。寝る、寝る、寝る...
なんでもない日常

ぜんぶ壊したくなる。

ストレス。ダメだ。もう、限界だ。仕事に忙殺されているせいか、身体が疲れているせいか、心まで、ずどんと疲れちまっている。こんな時に、理不尽だな、報われねーな、なんて事が続いたりすると、ストレスかな。何だかね。ぜんぶ壊したくなるのだよ。嗚呼、放...
なんでもない日常

夏バテ? 秋バテ?

疲れた。暑さが徐々に和らぎ、朝晩は過ごしやすくなってきた。どこかに隠れていた秋が、ひょっこりと顔を出したようだ。昭和生まれのアタシとしては、最近、ちょいとお疲れ気味で。筋肉痛も、夏の疲れも、忘れた頃に、やって来るのだよ。元気じゃないわけじゃ...