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第30柱 私のもこり神様『男とか、女とか』

男とか、女とか。まこの務める映画制作会社の代表は「スケベじじぃ」いや「監督」が務めているが、実際に事務所を切り盛りしているのはプロデューサーのガガさんである。(ガガさんの容姿等については、第24柱 私のもこり神様『プロデューサー・ガガ。』を...
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第29柱 私のもこり神様『ゆけ!下僕道』

ゆけ!下僕道「映画」を、そして「映画人」をもっと知りたい。まずは、まこの雇い主である「監督」の作品から観てみよう。前にも記述したが、実は、監督は国内外の映画祭でも高く評価されるほどの大巨匠である。映画界に飛び込み50年、映画一筋の道を歩んで...
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第28柱 私のもこり神様『野蛮人、それは』

野蛮人、それは年間365日、ガバチョを腰にぶら下げている、カメアシの亀くん(仮名)。ある日、アタシに懇願してきた。「スカートで、椅子の上に立ってくれ。そして、下から写真を撮らせてくれ」ちなみに、ガバチョはガムテープ、カメアシはカメラマンのア...
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第27柱 私のもこり神様『皮、喰う人々。』

皮、喰う人々。一般企業から映画制作会社へ。初めての経験は、「見るもの」「聞くもの」だけではない。映画界で働く「人々」もまた、人生で初めて出会う、珍しい輩(やから)ばかりである。朝、事務所に出社すると、床に直接、ゴロンと寝転がっている見知らぬ...
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第26柱 私のもこり神様『ケツカッチン。』

ケツカッチン。映画制作会社(プロダクション)でのお仕事は、見るもの、聞くもの、全てが初めてばかりだった。特に、業界用語は独特だ。その日、最初に会った人への挨拶は、朝晩に関係なく『おはようございます』を使う。『とらはとっぱらいで』と云った不思...
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第25柱 私のおじさん神様『お茶入れ名人』

下僕のお仕事。映画の世界は、プロの集団で成り立っている。監督、カメラマン、編集、スクリプター、俳優など、全ての職種に於いて、唯一無二のプロフェッショナル達で構成されている。アタシはと云うと。今まではオフィスに勤め、事務系の仕事をしてきたプロ...
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第24柱 私のもこり神様『プロデューサー・ガガ。』

プロデューサー・ガガ。饐(す)えた臭いの地下室で、一人、立ち尽くす。出勤1日目の会社で、コバエの洗礼を受けたのは、初めてだ。「いやぁ、わりぃ、わりぃ」悪いとは微塵も思っていない足取りで、見覚えのある顔が近づいてきた。数日前に、アタシの面接を...
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第23柱 私のもこり神様『二代目・指導霊』

二代目・指導霊私のもこり神様は、初代・指導霊のおじさん神様からバトンを受け取った、二代目・指導霊である。(指導霊については、第7柱 私のおじさん神様『守護霊』を参照)もこり神様は、「好きな事を心ゆくまでおやりなさい」というタイプ。自由をこよ...
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第22柱 私のもこり神様『もこり神様、登場。』

そして、バトンは渡された。ある日突然、私のおじさん神様が消えた。(詳しくは、第8柱『さよなら、おじさん神様。』参照)そして、次の指導霊として、おじさん神様からバトンを受けたのは女性の神様のようだ。最初は、白い光だけだった。アタシの背後にいる...
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第21柱 私の母さん神様『亡くなった人と逢う方法』

亡くなった人と逢う方法最近、よく聞かれる。「どうすれば、亡くなった人に逢えるの?」と。すまぬ。完全なる正解は分からない。が、アタシのケースだけで云うと。亡くなった人が訪ねて来てくれる時は、必ず、寝ている時か、寝ているかの如く「夢うつつ」の状...