男鰥（おとこやもめ）のお楽しみ。
父の日だったので。
週末は、北関東の実家へと帰省した。
母が亡くなってから、約２０年。
「まこ父」は、今も、男鰥（おとこやもめ）の一人暮らしである。
最初は、なーんにも出来なかった「まこ父」だが。
今では。
四角い部屋を、丸く掃き。
賞味期限の切れた食品も、臭わなければ平気で喰らい。
擦り切れた白いブリーフは、雑巾にして再利用。
つっこみ処も満載であるが。
自分の親ながら、なかなか頑張っている「やもめ」である。
ギャンブルもやらず。
健康オタクで。
町内会の会長とかも、務めちゃってさ。
だから。
ヤクルトレディに貢ぐぐらい。
許してあげよう。
帰省するたびに。
気付けば増えてるヤクルトの種類。
それは、もはや、ヤクルト飲料だけではない。
ヤクルトの化粧品事業・ Yakult Beautiens（ヤクルトビューティエンス）の。
固形石鹸。
歯磨き粉。
お肌のスキンケア試供品まであるぞ。（上客）
定期的に、宅配販売に来てくれるヤクルトレディさん達は。
みんな、元気で、優しく、可愛くて。
「地域の見守り隊」の意味もあり。
本当に感謝しているが。
やもめの父よ。
ヤクルトレディへ向けるその笑顔。
鼻の下が伸びてるぞ。（許）
本日のまこメシ。
ヤクルトレディさんに貢ぐくらい、笑って許す。
父の日を、一緒に祝おう。
【元気でいてくれることに感謝の父の日の晩酌のまこメシ。】
・お刺身
・豆腐ときのこのあったか鍋
・ほうれん草のお浸し
・スイカ
・日本酒
日本酒は、父の日用に持参した純米大吟醸。
しっかし、この日本酒。
タダモノじゃない。
物凄く、旨い！
これが。
口に含んだ瞬間のとろっと感がたまらない。
香りも癒されるのだが、軽やかな余韻がまた素敵。
いい感じのピリリ辛口で。
魚介類ともよく合う旨さである。
父もこの日本酒を非常に気にいってくれたようで、それがまた嬉し。
持ってくるの、重かったけど。
休みとるのも、大変だったけど。
やっぱ、帰ってきて、良かったな。
そうそう。
このお酒を造ってくれた方達も。
このお酒を薦めてくれた定員さんにも。
勿論、ヤクルトレディさんたちも。
まるっと感謝の父の日であった。
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