父が認知症になって思うこと。
父が認知症と診断されてから、約1年8カ月が経過した。
現在は、要支援1。
7段階ある要介護認定の中で、最も軽い状態である。
勿論、軽いからと云って、安心していいわけではない。
が、目も当てられないほど、辛い状態でもないのだ。
なるほど。
父が認知症になってから、思うこと。
制限されることや出来ないことも少しづつ増えていくのは事実だ。
だけど、認知症になったからといって、すぐに「何もかも」出来なくなるわけではない。
父は、今でも、周囲の適切な支援によって、一人暮らしでも、生き生きと暮らしているぞ。
だいいち、父の「心」や「存在」までも変わってしまうわけではないんだ。
きっと、大きく変わったのは、「父」の方ではなく、
父に対する「家族」や「周囲の人」の見方や考え方の方ではないか?
認知症を正しく知り、受け止めることが大事なんだ。
本人も。
周囲も。

【広告:遠く離れた家族の見守りにも。 ⇓ 】

本日のまこメシ。
友人の「娘」が作ってくれた筍の煮物を貰った。
小さい頃から知っているから。
なんか感動。(涙)
【美味しかったよ!の早めの「父の日」で父と晩酌のまこメシ。】
・筍の煮物(友人娘作)
・ちくわの天ぷら
・大根とこんにゃくの煮物
・小松菜のお浸し
・日本酒(熱燗)

「5年後には、どうなっているか分かりませんよ」
ずっと、担当医師に云われ続けている言葉である。
確かに、未来のことは分からない。
末期まで進行しているかもしれないし、
奇跡的に新薬が発明されているかもしれないんだ。
だけど。
これから出会うかもしれない父の認知症が引き起こす「とんちんかん」な言動を、
なるべく明るく笑って流せるようになりたいものである。
自分だって、通る道かもしれないのだから。
コメント