なんでもない日常

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懐かしさにココロ震える。

キャリアウーマン。その日、電車は、思いのほか、空いていた。ま、すぐ降りるしな。わざわざ座るほどでもない。扉から少し離れた場所に、スックと立った。高めのヒールが、僅かに、もどかしい。気付くと、アタシの背後に、二人の長身の若い男性が立っていた。...
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そろそろ大掃除を始めようか?

大掃除。アタシの友人は、掃除が得意だ。いつ、誰が、友人宅を突然訪問しても、二人の息子さんが、まだ、小さかった時でさえ、「いつも綺麗」と、友人一同、皆、感嘆している。本人は、「そんなことないよ」と謙遜しているが。よくよく聞いてみると、大掃除は...
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どうやらギャンブルには向かないタイプのようだ。②

パチンコ編アタシは、基本、ギャンブルはやらない。が、20代の頃、やむにやまれぬ事情で、1度だけ、パチンコに挑んだことがある。その日、友人と二人、長野県の観光地に、1泊2日で訪れていた。若き日の貧乏旅行だ。手持ち金は、帰りの電車賃を除けば、二...
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どうやらギャンブルには向かないタイプのようだ。①

オートレース編アタシは、基本、ギャンブルはやらない。が、20代の頃、見聞を広げようと、1度だけ、オートレースに連れて行って貰ったことがある。その日は、4名にて参戦。男性1名、女性3名。男性は、無類のギャンブル好きだが、女性は全員、初心者であ...
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9連休の果てに。

連休明け。今年は、有休も使い、怒涛の9連休をさせて貰った。まずは、お盆で実家に帰省。知っているかね?北関東の墓参りは命がけだ。アタシが何度も仏(ほとけ)になりかけた。そして、東京に戻ると同時に台風襲来。ベランダのあれこれを室内に移動。1Kの...
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医者が選ぶ伴侶の特徴。教えよう。

信じるか信じないかはアナタしだい。アタシの知り合いには、何故か、医療関係者が多い。なので、その人達から聞いた話を、こっそり教えてしんぜよう。男性医師が選ぶ伴侶の特徴は3つあるという。(注:今回は「男性」医師が選んだ伴侶の特徴に限定)特徴1一...
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アタシは、こうだと信じている。

変身。アタシは、よく、知らない人から会釈をされる。声を掛けられるわけではなく、あくまでも「会釈」だけ。誰だっけ?アタシがその人のことを忘れちまっているだけなのか?あるいは、アタシがその人の知り合いに、似ているだけかもしれないな。そう云えば、...
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アタシは風鈴を買わない。絶対。

1/fゆらぎ。夏の風物詩、風鈴。その涼やかな音色と美しい風貌は、心に安らぎを運んでくれる。が、アタシは、絶対、風鈴を買わないことにしている。以前、アパートの隣に住んでいた女性が、ベランダに風鈴を取り付けていたのだが。ある日、それを放置したま...
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単純でいいよね?

単純な人。あっちい。洗濯物を干しただけで、汗びっしょり。もう、なんにもしたくない。どうせ何の予定もない週末だから、後は、だらだらと過ごそうか?汗を拭(ぬぐ)いに洗面所へ。ふと、見ると、よれよれのクマのスポンジが、目に入る。あれ? いっつも、...
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東京は空が狭い?

空を買いたい。東京は、空が狭い。いや。ホントは、平等に広がっているのだけれどな。実に、哀しいが、殆ど見えないんだ。どこを歩いていても、高層ビルが立ち並び、猫の額(ひたい)ほどしかない空が、辛うじて存在しているだけだ。毎日、地下鉄で移動し、窓...