AIが怖い。怯えている。③

なんでもない日常
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AIからの電話。


先日、AIから会社に営業電話がかかってきた。

「海老の養殖でお馴染みの〇〇〇でございます」
(〇〇〇は会社名)


「お土産として皆さまに大変喜ばれている『エビせんべい』のご紹介ですが、ご担当者様にお繋ぎいただけますでしょうか?」


若い女性の声。
ゆっくりと柔らかく丁寧な喋りだ。


だけど、ほんの少しだけ感じる違和感。
無機質ではないが、棒読みで原稿を読まされている感じ。


しかし。
この時点では、「AI」ではなく「慣れていない新人」だと思っていたアタシ。


未来ある若者を、手荒に扱ってはならない。
ここは優しく、丁重にお断りししよう。


「せっかくのご提案ですが、現在、弊社では、お土産は必要ございません。お役に立てず、申し訳ないのですが」











沈黙。











え? フリーズ?
それとも、断った途端、豹変するパターンか?


なんなら、エビせんべいの1枚くらい、買ってやろうか?
だいいち、これをきっかけに、新人さんが仕事を辞めたら、どうしよ?





すると。










「こちらの声が届いておりますでしょうか?」

「こちらの声が届いておりますでしょうか?」

「こちらの声が届いておりますでしょうか?」

       (繰り返し)






「海老の養殖、養殖、エビ、エビ、エビ、エビビビビビ……!」








く。
ここで、ようやく、相手がAIだと気付いたアタシ。


ヤバい。
情にほだされ、エビせんべいを大量購入しちまうところだったぞ。












AIが怖い。


ひとり、怯えている。


本日のまこメシ。


AIアシスタントに「今日の夕飯の献立 簡単 何にする?」と聞いてみた。


「豚キムチ。麺つゆを使うと失敗しにくく、野菜もたっぷり摂れます」だって。

【ごめん、ナポリタンにしたの本日のまこメシ。】
・ナポリタン
・ミニサラダ
・シャインマスカット
・ヨーグルト
・豆乳




今や、AIアシスタント(Siri(シリ)・Alexa(アレクサ)・ChatGPT(チャットGPT)などを有効に活用している人も多い。


「アレクサ、おはよう」「Hey Siri」などの一言で、複数の家電を自動で操作したり、
時には、雑談をしたり、人生相談にまで乗ってくれるそうだ。


そして、同僚は、こうも云っていた。


「夜中に、目覚ましのアラームの設定をアレクサにお願いしたの」


「隣で寝ている旦那を起こさないように、『アレクサ、明日〇〇時に起こして』って小声で伝えたら、アレクサはどう返したと思う?」





「『明日〇〇時に起こします』って、アレクサもひそひそ小声で返してきたよ」








やはり、アタシはAIが怖い。


毎日のように。


ひとり、怯えている。


AIが怖い。怯えている。はこちら)
AIが怖い。怯えている。②はこちら)


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