第112柱 『触らぬ神に祟りなし』

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危険なパワースポット。


先日、車の免許の更新で、
東京・神田の免許センターを訪れた時のことである。


絶望的に、
方向音痴のこのアタシ。


案の定、地下鉄・大手町駅を出てから逆方向へと向かい、
ここを右に曲がれば到着する筈と、ひとり、とぼとぼ歩いていたんだ。


その日は、すごく寒くって、
天気予報でも、風は強いと云ってはいたけれど。



どどどーーーっ。


これ、風?
コートが風を孕(はら)み、一歩も前へ進めない。



ぼぼぼーーーっ。


いやいや、もはや、風じゃない。
分厚い掌(てのひら)で、「帰れ!」と押し戻されている感じだ。



一旦、ビルの陰に避難。
ハタと周りを見回し、あれ? 逆方向に向かっていたぞと、気が付いたのである。








後で、家に戻って、地図を見直してから気が付いた。







あのまま進んでいたら、







アタシが辿り着いたであろう場所は、







「平将門(たいらのまさかど)の首塚」。






東京随一のパワースポットであり、
出世のご利益があると足繁く訪れるビジネスマンもいる一方、


首塚を取り壊そうとした者達が、
次々と不審な死や、不幸に見舞われるという「いわくつき」の場所である。




アタシは、一生、行かないと決めていた場所だ。


素人が気軽に訪れてはいけない。


怖れと崇敬を放つ、あまりにも強過ぎる場所だから。







あー、風が吹いてくれて良かった。






ところで。


アタシを押し戻してくれた、あの冷たい掌(てのひら)は、
いったい、誰のモノだったのだろうか?




本日のまこメシ。


免許センターで撮った顔写真がホラー。


いつものことだけれど。


【慰めの鍋焼きうどん(あっつあつ)のランチのまこメシ。】
・鍋焼きうどん





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実は、神田免許センターに行った後、
「神田明神」に、初めて、立ち寄ろうと思っていたんだ。


だけど、急にお腹が痛くなり、
慌てて予定を変えたんだ。


これも後で調べたら、
神田明神で祀られているのは、平将門、その人じゃないか!


しかも、嘘か誠か、
平将門と敵対した関係にある人が神田明神に行くと、祟りを受けるという。





平将門を討伐した人は、藤原秀郷。


アタシの家の家紋は、「藤紋」である。







悪戯に、迷信ばかりを信じ、
自身の行動範囲を狭める必要はないが、


アタシは、自分の勘を信じたい。
心が「行かない方がいい」と叫ぶ場所は、訪れない方がいいと思うんだ。




「触らぬ神に祟りなし」なんだ。


つづく。

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