メキシコ紀行⑧ 最終章

メキシコ紀行
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ザ・メキシコ。


優雅なホテルステイに飽きたらバスで繁華街へ。
雑多な民芸品が並ぶお店で、ローカル土産を大捜索だ。


値切り交渉の末、
テキーラとハラペーニョ(漬け唐辛子の缶詰)を土産用にまとめ買い。


ちなみに、テキーラの正しい飲み方は、
1.喉の保護を兼ねてライムをひとかじり
2.一気に飲み干せ
らしい。(←店の人直伝)


ついでにメキシカン・レストランでお食事タイム。
明らかに観光客狙いの怪しい店だが、他は開いていないので仕方ない。


扉を開けると、現れ出たのは「ザ・メキシコ人」。
民族衣装にソンブレロ(メキシカン帽子)、ギターを奏で、チョビひげ、満面笑みの100%ラテン男である。
ちなみに、こんなメキシコ人、フツーの街中で見かける事はない。


呆気にとられていると、彼に促されるままソンブレロを被せられ、写真をパチり。
気づくと定番料理に舌鼓、片手にマルガリータ、片手にマラカスで、すっかりご機嫌日本人2人が出来上がっていた。


思えば、メキシコに来てから、こういう観光客らしい事してなかったな。
すっごく楽しー!





ばいばい、メキシコ。


テキーラが身体の隅々にまで染み渡る頃、
12日間におよぶ戦いは、終わりを告げようとしていた。


敵は多く、
時差、言葉の壁、ベトベト潮風、
そして、何と言っても憎っきチレ(唐辛子)。


だけど、何だか味わい深い国だった。
最初は「オラ!(やあ)」しか知らなかったスペイン語も、結構、覚えた。

「Ajo. (アホ)」 (ニンニク)
「Vaca. (バカ)」 (雌牛)
「Binbo. (ビンボー)」 (メキシコのパン会社)

そして、勿論「Gracias.(グラシアス)」(ありがとう)もね。




知らないことが多すぎて、
学ぶことが多すぎて、
言葉も全く通じなくて、
迷ってばかりの旅だったけれど。


迷ったおかげで、自由になれた。
やっぱりメキシコはラテンの国。
情の深い人ばかり。
実に、カラフルな旅になりました!


帰りも16時間の空の旅。
隣は、何故か、知らないメキシカン。(ハルちゃんは後ろのシート)
でも、もう怖くない。
メキシコ人がステキな人達ってわかったから!


さぁ、少しお喋りしましょう。
覚えたてのスペイン語で。

「Sin chile , por favor.(シン チレ ポルファボール)」 (唐辛子抜きでお願いします)

メキシコの国旗

~ Gracias!(グラシアス) ありがとう ~

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