メキシコ紀行④

メキシコ紀行
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メキシコ・シティ


マンダと合流。
(マンダについては、メキシコ紀行①プロローグを参照)
ガイドブックに載ってないディープなメキシコに出発!


まずは「コンビ」と呼ばれる地元庶民ご用達の小型バスに乗車。
汚れた車体に凶暴な運転だが、車内に流れる爆音&センスゼロの音楽が妙にハマル。


「初心者は乗っちゃダメ」がセオリーのリブレ(流しのタクシー)にも乗車。
マンダは助手席で楽しそうに運転手とお喋りしていたが、ひび割れたままで放置されているフロントガラスは、流石に不気味だ。


観光客に人気の2階建てバスも織り交ぜながら、街中を縦横無尽に飛び回る。
マンダ、あんたは凄い!


フリーダ・カーロ美術館、自然食レストラン、格安スーパー、路地裏の駄菓子屋、職業がら映画館まで見学させて貰い大満足!


最後に大好きなメルカド(市場)へ。
大注目は香辛料の多さ、尻より大きいパイナップル。
そして「ちょっとだけよ」のカトちゃんポーズで棚に陳列する丸裸の鶏たち。
ラテンと御徒町(おかちまち)が融合した見応え十分のショッピングを満喫する。


市場を出ると、狭い通りの向こう側から、幼い子供たちが、小石を投げてきた。
アジア人は、差別の的なのだと、初めて気づく。


苦々しい現実も、そこにはあった。

市場のカラフルな野菜たち
近代的な映画館


メキシコ・メトロ


メキシコ・シティ4日目。
「スリに注意」と噂の地下鉄(通称:メトロ)に挑戦。
今日は、マンダは居ない……。


メキシコ・シティの地下鉄は、12路線、195駅に達し、米大陸ではニューヨークに次ぐ規模である。
日々、東京メトロの路線地図で修行を積んでいるアタシでさえ、複雑だ。


今日も安定のビビリ発動。
因縁などつけられぬよう、目立たぬように、コッソリ電車に忍び込んだが。
乗客総出で迷わずガン見された。秒殺!


小ぶりな車内は結構混んでいて「ザ・庶民の足」という感じ。
清潔さと乗客のマナーは、東京メトロが圧倒的に勝利。
乗客に混じり、車内で物売りする人や、ラジオカセットから爆音を轟かせている若者がいるのが、メキシコ的で面白い。


ちなみに、料金は全区間均一。
レートによるが、30円もしない。


『旅の指さし会話帳』を片手に、片言のスペイン語を駆使しながら、何とか目的地まで辿りついたが、途中、ストリートファッションに身を包んだ若造に、二度、尻を触られた。
熟女好きか?


何度まいても後をつけられ逃げ回っていたら、異変を察知した巡回中の警官2人が、そばに立ち、保護してくれた。
メキシコのポリスマン、イカしてるー!


このポリス、駅を出てからも親切に道案内してくれたが、最後は何だかベタベタしてきて、舐めるような握手をかわす。


やっぱ、前言撤回。
男子たるもの「すけべー」に国境ナシ!

つづく

メキシコのメトロ。ビビり過ぎて、ピントが合わない。

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