晩酌

なんでもない日常

泣き虫。

泣き虫。 泣き虫なんかじゃない。 ただ、自分の奥底にある気持ちを伝えようとすると、ぽろぽろぽろぽろ、涙が零れてきちゃうんだ。 感動した時も。腹が立った時も。愛しい時も。 大切な事であればあるほど、喉の奥も、胸の奥も、ギュッと詰まるような感じ...
なんでもない日常

自分を信じればいい。

自分を信じればいい。 思い出したんじゃない。気づいたんじゃない。ずっと、アタシの中心にあったんだ。 だけど、見ないふり。答えが出ちゃうのが、怖いから。 失敗するかもしれない。傷つくかもしれない。永遠に、失うかもしれない。 だから、言い訳しな...
なんでもない日常

クリスマスなんて大嫌い?

クリスマスなんて大嫌い? 一人で過ごすクリスマス。今年も、サンタは、来ないらしい。 クリスマスは、愛する人と過ごすもの。一体、誰が、いつ決めたの? 寂しくないの、と問われると、寂しいですよ、と答えるが。 二人でいる方が、寂しい時もある。届か...
なんでもない日常

魔女の一撃。

魔女の一撃。 そりゃあ、もう、張り切って。会社で、片付けをしていたら。 背中を「ピキッ!」と小さな電流が走る。ヤバい。「魔女の一撃」を喰らっちまったようだ。 「魔女の一撃」とはドイツ語で「ギックリ腰」を意味する。中世から使われている表現らし...
なんでもない日常

モヤモヤ、一つ消えた。

モヤモヤ、一つ消えた。 モヤモヤが溜まっていた。 「それは違うのでは?」と思っても、相手に遠慮して、自分の意見が云えられなかったからだ。 だけど、先日、思いきって伝えてみた。そしたら、相手はあっさり受け入れてくれた。 なーんだ。一体、アタシ...
なんでもない日常

朝、月に逢える。

朝、月に逢える。 最近、急に寒くなってきて。あったかい布団から抜け出すのも、辛くなってきたけれど。 西向きのアタシのお部屋。早朝、ベランダから空を眺めると、西の空高くに、白い月が見えるんだ。 夜に見る月とは違い、今にも消えてしまいそうな薄明...
なんでもない日常

未来のアタシへ。

未来のアタシへ。 今、アタシは「自由」を楽しんでいる。ガムシャラに、仕事するのも自由。真っすぐに、恋をするのも自由。笑うのも自由。哀しむのも自由。裏切るのも自由。今は、色んな自由を、味わい尽くしたい。 だけど。いつか、後悔する時が、来るかも...
なんでもない日常

努力しても報われない職場に、疲れてしまいました。

努力しても報われない職場に、疲れてしまいました。 今日に至るまで。アタシは、良心的に働いてきたつもりだ。 一生懸命は当たり前。頂いた仕事は一ミリも手を抜かず、最善を尽くしてきたと自負している。人さまに迷惑をかけてはならない、なんなら、少しで...
なんでもない日常

紅茶と食器と元カレと。

紅茶と食器と元カレと。 元カレは、紅茶が好きな人だった。猫舌のくせにね。熱い紅茶にフーフー息を吹きかけている彼の姿を見るのが、アタシは好きだった。 だからアタシは、美味しい紅茶がいつでも飲めるよう、ガラス製の美しいティーポットを購入し、一人...
なんでもない日常

どんなふうに生きたいの?

どんなふうに生きたいの? 「死」は「生」の一部にすぎないと、あの人は云った。生き抜くために「死」は与えられるのだと。 喜びを味わうには、まずは、哀しみを知りぬくこと。幸福と不幸は、より合わせた縄のように、交互にやってくる。誰かの為にだけ生き...