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なんでもない日常

モヤモヤ、一つ消えた。

モヤモヤ、一つ消えた。 モヤモヤが溜まっていた。 「それは違うのでは?」と思っても、相手に遠慮して、自分の意見が云えられなかったからだ。 だけど、先日、思いきって伝えてみた。そしたら、相手はあっさり受け入れてくれた。 なーんだ。一体、アタシ...
なんでもない日常

あの頃のアタシは。

あの頃のアタシは。 あの頃のアタシは。ある仕事で初めてプロデューサーを任されて、鼻息荒く、とにかく一生懸命だった。 だけど、経験も、才能もない、ただの未熟者で、結果、泣かず飛ばずの有り様で。 打ち上げもない帰り道。深々と頭を下げ、スタッフ達...
なんでもない日常

全部、雨のせい。

全部、雨のせい。 今日は、久しぶりに本降りの雨。寒さも、急激にやってきた。 最近、仕事に追われる毎日だから。祝日の今日。溜まった家の雑事を、一気に片付けようと思っていたのに。 洗濯も掃除も買い物も。全部、やーめた!これも全部、雨のせい。 だ...
スピリチュアル

第75柱 『それ、ロマンス詐欺やで』

謎のアメリカ人。 アキさん(仮名)は、同じ職場の派遣社員さん。40代独身、とっても仕事の出来る女性である。そんなアキさんとランチをしていたら。度々、アキさんのスマホにメッセージが入る。なに、なに? もしかして、彼氏さん? 「うん。そうなの」...
スピリチュアル

第74柱 『弱い犬ほどよく吠える』

弱い犬ほどよく吠える。 「会社、辞めたい」 最近、思わず、口をついて出てしまう。アク部長がパワハラで人々を支配するようになってからだ。 「まこちゃんが辞める必要ないわよ。辞めるのは、アク部長の方よ」 経理の慶子さんが、優しく言い放つ。彼女は...
なんでもない日常

空が抱きしめてくれた。

空が抱きしめてくれた。 海が話しかけてきた。草木が笑った。 花が優しくしてくれた。 山に叱られた。 雨に慰められた。 虹が褒めてくれた。 石に誘惑された。 風に愛撫された。 空が抱きしめてくれた。 私も、地球の一員だって。 嬉しくなった。 ...
なんでもない日常

アタシだけ、有り難くない休日。

アタシだけ、有り難くない休日。 本日11月3日(木)は、『文化の日』で祝日だ。週の途中で出逢う休日は、本来なら、暦からの、有り難いサプライズ・プレゼントの筈なのだが。相変わらず、仕事に忙殺されているアタシにとっては、実に、迷惑な休日である。...
スピリチュアル

第72柱 『ハラスメントをしている本人には自覚がない?』

ハラスメントをしている本人には自覚がない? アク部長からパワハラを受け、先日、会社を去った男性から連絡が来た。(男性については、第70柱『会社なんて、誰か死ぬまで助けてくれない』を参照)今は、心も落ち着き、出向元で元気に働いているそうだ。男...
なんでもない日常

どんなふうに生きたいの?

どんなふうに生きたいの? 「死」は「生」の一部にすぎないと、あの人は云った。生き抜くために「死」は与えられるのだと。 喜びを味わうには、まずは、哀しみを知りぬくこと。幸福と不幸は、より合わせた縄のように、交互にやってくる。誰かの為にだけ生き...
スピリチュアル

第70柱 『会社なんて、誰か死ぬまで助けてくれない』

会社なんて、誰か死ぬまで助けてくれない。 アク部長が就任してからというもの、事務所の中は、いつもシンと静まり返っている。誰も喋らないし、誰も笑わない。そう云えば、電話も来客も、めっきり減ったな。 アク部長が、ひと際ビクビクしている小柄な男性...