実家メシ

父の認知症が始まった。#12

父の気持ち。2月からデイサービスを開始した。週に1度、お迎えのミニバスに乗り、施設を訪問するのである。「お昼が出るのはありがたい」「5~6時間、施設にいなきゃいけないのは長い。手持ち無沙汰だな」本人としては、良い点も悪い点もあり、といったと...
なんでもない日常

明けまして、戦場でございます。

親戚集合。毎年の恒例行事。実家にて、新春を祝う。一人暮らしの父の家に、父にとっての子・孫・ひ孫達が大集結。母は、ずっと前に亡くなっているので、皆をもてなす要員として、アタシが迎え撃つこととなる。地元のスーパーは、この町にこんなに人がいたんだ...
スピリチュアル

第108柱 『煩悩』

除夜の鐘。2023年12月31日。深夜。アタシの故郷、北関東のある町で。まさに、これから、除夜の鐘がつかれようとしている。煩悩は、一人の人間につき、108個あると云われている。大みそかに除夜の鐘を108回つくのは、鐘が一つ鳴るごとに、その煩...

父の認知症が始まった。#7

実家にて。「ぎりぎりボケてるらしい」「この前までは、ぎりぎりボケてなかったんだけどな」元気を装っているのだろうか?そう云って、父は明るく笑った。この三連休を利用して、実家に帰省してみたが、1か月半前に会った父と、今、目の前にいる父と、何ら変...
スピリチュアル

第101柱 『故人が姿を借りて会いに来る』

お墓参り。秋のお彼岸の今日。母のお墓参りに行った。そして、やっぱりいた。ひらひらと舞うモンシロチョウが。季節でもないのにね。くーるくると、楽し気に飛び回っているんだ。お墓だけじゃない。ふと、母のことを思い出すと、近くに蝶がいることがよくある...