霊聴

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第92柱 『宝石も人を選ぶ』

石が人を選ぶ。先日、大通りに面したジュエリーショップで、アクセサリーを眺めていたら。近くにいた20代くらいの若い女性二人連れが、「ね、ね、ここの店、見てみる?」と、興味を抱いたようだ。店の奥には、高級品も陳列されているが、店先には、お手頃価...
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第48柱 『女の事情』

漏れてますよ。「彼、もしかして、妻子持ち?」直球勝負で聞いてみる。素直な瑠璃子には、変な小細工は不要だ。すると。「能面」だった瑠璃子の顔がするすると赤くなり、「人の顔」に変わる。そして、大きく目を見開き、怒ったようにアタシに問い質(ただ)し...
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第47柱 『心の声』

心の声。「奥さんだけならね、アタシ、絶対、負けないと思うんだ」「でも、子供がまだ小さいみたいで。それが、ちょっとね」瑠璃子の突然の告白に、何と答えていいのか解らず、躊躇(とまど)っていた。すると。まただ。空間が更に歪む。そして、今度は、耳鳴...
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第39柱 私のもこり神様『二人のおんな』

二人のおんな。二人の女性が、小さなテーブルを挟み、静かに顔を突き合わせている。最近、体調の芳しくない監督について、今後の相談をしているのだ。一人は監督の奥様。スラリとした和美人。監督が劇映画を撮れない時代は、彼女が家計を支え続けた才女でもあ...
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第34柱 『神様の声の聞こえ方』

神様の声の聞こえ方。先日、このブログを読んでいるある人物から、半嗤い気味で質問された。「ねぇ。神様の声って、どんな風に聞こえるの~?」ふん。馬鹿にしているのが、見え見えである。だから、アタシは、愚かさの微塵もない真剣な顔で答えてやったんだ。...