第143柱 『いつ死ぬか知りたいと思わないか?』

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死期。


もう昔の話だが。
母があんなに早く死んでしまうとは思っていなかった。
(詳細は、第9柱 私の母さん神様『母の死』を参照)


漠然と、80歳くらいまでは、元気でいてくれると思っていた。
なのに、あっけなく事故で逝ってしまったのである。


こんなに早く死んでしまうのなら、
もっと美味しいスイーツを食べさせてあげれば良かったな。


母は、甘いモノが大好きだったんだ。
だけど、健康のために、家族全員でセーブさせていたんだ。


人の死期なんて、分かる筈もないし。
知らない方が良いのだろうけれど。


でも、もし、知っていたとしたら、
もう少し、人生を有効に使えたのかな?









アタシだって、自分の死期を知りたいと思う時がある。
もし、58歳で死ぬのなら、今すぐ会社を辞めるだろう。


老後の心配もいらないしな。
会いたい人に会いに行こう。


きっと、不要なモノは捨てちまうんだろうな。
自分にとって、大切なモノだけと向き合うのだろうな。


本日のまこメシ。


年に1度の健康診断に予約をした途端。


ヘルシーな食事になる。


【ビビリなアタシを許しての本日のまこメシ。】
・雑炊
・ゆず大根
・みかん
・麦茶





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母は、生前、少し不思議な感性を持っていたような気がする。
不慮の事故で自分が亡くなる二週間前に、「死ぬのが怖い」と云っていたんだ。


もしも。
もしもだよ。


母が自分の死期を察知していたとして。


その時、母がしたことは、メソメソと泣いていたわけでもなく、
慌てて美味しいスイーツを食べ漁(あさ)ることでもなかったんだ。







ただ、アタシとゆっくり話をしてくれた。
二週間かけて、二人で色んなことを話したんだ。









ああ、そうか。
母にとっては、スイーツよりもアタシだったんだな。








怖いけど。


アタシも自分の死期を知りたいと思っちまったんだ。


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