除夜の鐘。
2023年12月31日。
深夜。
アタシの故郷、北関東のある町で。
まさに、これから、除夜の鐘がつかれようとしている。
煩悩は、
一人の人間につき、108個あると云われている。
大みそかに除夜の鐘を108回つくのは、
鐘が一つ鳴るごとに、その煩悩を一つ、祓(はら)い消してくれるためだと云う。
嗚呼。
除夜の鐘が鳴り終わったら、アタシの煩悩は0(ゼロ)と化す。
欲のない清らかなアタシの誕生だ。
そして、悟りを開くんだ。
だけど、おそらく。
煩悩ゼロの3分後には、
腹が減ったとラーメン食べて、
暴飲暴食をしてしまった自分へ罪悪感を抱いていることだろう。
さよなら。
3分間だけの「聖人」だったアタシ。
さよなら。
2023年。
本日のまこメシ。
年越しそばも。
食べたのだけれどな。
【ありがとう2023年、ようこそ2024年の実家のまこメシ。】
・年越しそば
・お刺身(赤身・中とろ)
・ほうれん草のお浸し
・かぼちゃの煮物
・日本酒(冷酒)
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底なしの欲は、醜悪だし、
執着し過ぎたりするのは、イヤだけれど。
きっと、煩悩自体が悪いわけじゃない。
煩悩に振り回されているアタシが悪いんだ。
人間の欲というものは、
時には、人を成長させたり、
人生を変えたりするチカラにもなると思うんだ。
適度な「欲」で迎え撃とう。
はじめまして、2024年。
ヨロシクね、2024年。
つづく
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