スピリチュアル

第14柱 私の母さん神様『天の羽衣(あまのはごろも)』

天の羽衣(あまのはごろも)。 夢枕に立つ母は、いつもステキな服を着ている。 ある時は、純白のドレス。またある時は、上品な和着物。 生前は、自分のお洒落よりも、夫と子供達を優先するような人だった。あちらの世界では、自分のお洒落を、存分に楽しん...
スピリチュアル

第13柱 私の母さん神様『天国に一番近いババア』

天国に一番近いババア 昔、実家のすぐ隣に駄菓子屋さんがあった。切り盛りをしているのは、優しくて、明るいおばあさん。近所の子供たちの人気者だ。いつしか駄菓子屋さんは閉店してしまったが、それでも、おばあさんは、いつもお店の前で笑っていた。時は流...
スピリチュアル

第12柱 私の母さん神様『神様ルール』

神様ルール。 あれから、母は、丑三つ時(午前2時)にパタリと現れなくなった。 母の不在(死)に慣れぬまま、時を過ごしていたが。五十日祭(仏教でいう四十九日)を過ぎた頃、母は、次なる「不思議」を運んできた。ちょいちょい、「夢枕に立つ」のである...
スピリチュアル

第11柱 私の母さん神様『丑三つ時に会いましょう②』

丑三つ時に会いましょう② それから毎晩。午前2時(丑三つ時)になると、死んだ筈の母が現れた。夢か現実かは、わからない。とろとろした浅い眠りに落ちていると、母が足元からやってきて、無言で横を通り過ぎるのだ。 1日目は、ただ「気配」だけだった。...
スピリチュアル

第10柱 私の母さん神様『丑三つ時に会いましょう①』

丑三つ時に会いましょう① 母の葬儀を終えた日の夜のことだ。酷く疲れていて、身も心も硬直したまま、布団に入った。とりとめのないことばかり、浮かんでは消え、消えては浮かぶ。疲れているのに、眠れない。かと思うと、乱暴に、浅い眠りに引きずり込まれる...
スピリチュアル

第9柱 私の母さん神様『母の死』

母の死 母が死んだ。とても暑い夏の日のことだった。 滑落死(かつらくし)。 こんな事が、家族の身に起こるなんて、予想だにしなかった。もう何年も前のことなのに、今でも心が震え、受け入れることが出来ないでいる。 その日、父と母は、初心者向けのハ...
まこメシ。

お疲れOLの15分簡単レシピ・五番勝負

今週は、残業ばかりで、ちょっこりお疲れモード。腹は減っているが、スーパーに立ち寄る気力はナシ。 なので、今週は、自宅に常備してあるモノで、15分以内でサクッと作れるお疲れOLメシ、五番勝負だよ! 今週のまこメシ。 【月曜日】 冷凍うどんをレ...
メキシコ紀行

メキシコ紀行⑧ 最終章

ザ・メキシコ。 優雅なホテルステイに飽きたらバスで繁華街へ。雑多な民芸品が並ぶお店で、ローカル土産を大捜索だ。 値切り交渉の末、テキーラとハラペーニョ(漬け唐辛子の缶詰)を土産用にまとめ買い。 ちなみに、テキーラの正しい飲み方は、1.喉の保...
メキシコ紀行

メキシコ紀行⑦

カンクン。 シーズンオフのカンクンは酷く閑散としていた。賑わいに欠けるリゾート地は、まるでバブル後の残骸のようだ。期待していたカリブ海の色も、バスクリンというよりは、路上で売られているチープな翡翠に似ている。 本日(5月)のカンクン気温は3...
メキシコ紀行

メキシコ紀行⑥

古都・グァナファト。 この日で、マンダとは涙のお別れ。メキシコ・シティから約5時間。高速バスに揺られ、メキシコで一番美しいと称される古都・グァナファトへ大移動だ。 中世の雰囲気をそのまま残すグァナファトは、例えて云うなら「メキシコ版京都」で...