父の認知症が始まった。#27

※ アフィリエイト広告を利用しております
※ アフィリエイト広告を利用しています

待ってるから。


父の認知症が発覚してから、約10カ月が経過した。


意外と云っては語弊(ごへい)があるが、今のところ父の心身に大きな変化はみられない。
結構、ボケないものである。




父は、一人暮らしを続けている。
車の免許は返却したものの、
食事の支度や洗濯等、身の回りのことは、全て自分でこなしている。


よく知人から、「え!大丈夫なの?」と心配されるが、
認知症と診断されたからといって、すぐに何も出来なくなるわけではない。
適切な「支援」を行えば、生き生きと暮らすことも可能なのだ。


父の場合は、要支援1。
幸い、「軽度」の状況と診断されたので、病院で新薬も投与して貰っている。


週に1度は、公的な介護サービス「デイサービス」を利用して、
「今のところ、皆勤賞だ」と父も笑っていた。


近所に住む姉家族が、ちょいちょい見に行ってくれているのも有難い。
現在、認知症の進行は、なんとか抑えられているようだ。




このまま、穏やかな毎日が続いてくれることを祈ろう。


本日のまこメシ。


あっちい。


つい、楽をして焼きそばに頼る。


【10分で出来上がるもんなの本日のまこメシ。】
・焼きそば
・ブロッコリー
・桃
・豆乳




先日、父に電話した。

「お盆には帰るからね。今年は、少しゆっくり出来そうだよ」



「おお、待ってるよ」

父は、元気にそうに答えてくれた。






が、その後、急に、声が曇る。


弱々しく、こう付け足したんだ。













「お盆までは、待ってるから」

「その後は、もう分からないけどな」

コメント