父の気持ち。
2月からデイサービスを開始した。
週に1度、お迎えのミニバスに乗り、施設を訪問するのである。
「お昼が出るのはありがたい」
「5~6時間、施設にいなきゃいけないのは長い。手持ち無沙汰だな」
本人としては、良い点も悪い点もあり、といったところのようだが、
とにかく、前向きに捉えてくれているようで、本当に有難い。
それに、一人で家に居るよりも、
誰かと話しをしてくれている状態は、家族としても安心だ。
認知症を少しでも遅らせる手段として、
今後も活用していきたいところである。
「だけどさ」
父がぽつり云った。
「デイサービスで何をしたいとか、何時頃家に迎えに来るとか、皆、オレに聞かないで〇〇(アタシの姉)に聞くんだよ」
「オレのことだから、オレに聞けばいいのに……」
だよね。
認知症の診断を下されたからと云って、
すぐに何でも出来なくなるわけではないもの。
まだまだ、自我も、プライドも、やる気も、好奇心も満々なのだ。
淋しそうな父。
何だか、切ない。
本日のまこメシ。
三連休。
里帰り。
【実家のご飯はとたんに茶色いの父と晩酌のまこメシ。】
・肉豆腐
・タラの煮つけ
・エビと青梗菜の炒め物
・べったら漬け
・日本酒(熱燗)
・日本酒
認知症の初期症状として、
簡単な計算が出来なくなったり、記憶力が低下したりするみたいだな。
父の場合は、レジで1万円札を出すことが多くなった。
以前はよく使っていた小銭も、今は、引き出しの中で山のようになっている。
認知症が進行すると、今まで出来たことが突然出来なくなり、
日常生活を単独で送ることが難しくなるそうだ。
しかしながら、何も出来ないだろうと決めつけ、
何でも、やってあげることが介護(支援)ではないと思うんだ。
出来ることは、やらせてあげたいし。
決めさせてあげることも、重要だと思うんだ。
そう思うんだ。
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