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第72柱 『ハラスメントをしている本人には自覚がない?』

ハラスメントをしている本人には自覚がない? アク部長からパワハラを受け、先日、会社を去った男性から連絡が来た。(男性については、第70柱『会社なんて、誰か死ぬまで助けてくれない』を参照)今は、心も落ち着き、出向元で元気に働いているそうだ。男...
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第71柱 『恐怖を感じる3分前』

恐怖を感じる3分前。 アナタは、幼い頃の記憶を、何歳くらいから持っているだろうか?幼児期健忘と呼ばれ、3~4歳以前の記憶を覚えている人は、殆どいないそうだ。 アタシの場合。幼少期の、日常の出来事は忘れてしまったが。恐怖を伴う体験だけは、鮮明...
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第70柱 『会社なんて、誰か死ぬまで助けてくれない』

会社なんて、誰か死ぬまで助けてくれない。 アク部長が就任してからというもの、事務所の中は、いつもシンと静まり返っている。誰も喋らないし、誰も笑わない。そう云えば、電話も来客も、めっきり減ったな。 アク部長が、ひと際ビクビクしている小柄な男性...
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第69柱 『悪魔が上司になるなんて』

悪魔が上司になるなんて。 男は、常に危険な存在だった。(男については、第68柱『そして悪魔がやって来た』を参照) 上層部の人間には、媚び諂(へつら)うが。弱い立場の人間には、徹底的に、威張り散らす。 ゴツゴツとした厳(いか)つい身体。威勢の...
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第68柱 『そして悪魔がやって来た』

そして悪魔がやって来た。 その男は。最初は、全く存在感のない男だった。 50代男性、ある大手会社からの出向者である。出向者には、2種類いるようで、適材適所に配置され本領発揮する人と、会社としては不要な人材だけれど、クビにも出来ないのでと、関...
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第67柱 私の母さん神様『楽しい日々は続かない』

理想の上司。 以前の上司は、理想の上司だった。 彼は、皆より1時間半前に出社し、黙々と自分の仕事を片付けていた。就業時間内は「部下の為に尽くす」と云って、報告・連絡・相談を「いつでも」聞いてくれた。そして、毎日、定時には会社を出て、大好きな...
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第66柱 私の母さん神様『お彼岸』

お彼岸。 秋のお彼岸(おひがん)がやって来た。お彼岸とは、「春彼岸」と「秋彼岸」の年に2回。それぞれ「春分の日」と「秋分の日」を中日(ちゅうにち)とし、前後の三日を合わせた七日間のことを云う。 お彼岸の中日(ちゅうにち)は、何とも興味深い日...
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第65柱 私のあねご神様『選択』

分かれ道。 ある時、会社の同僚が、真剣な顔をして問うてきた。 「私、人を好きになってもいいのかな?」 彼女は、経理担当のしっかり者。女優の綾瀬はるかさんに似ている超絶美人である。(なので、このブログでは、彼女の事をハルカさんと呼ばせていただ...
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第64柱 『水の中』

水の中。 水中から見上げる太陽は、何て美しいのだろう。 揺れ踊る波間をすり抜けた光の帯が、幾重にも重なり合い、宝石の矢のように降り注いでいる。 その時、アタシは、薄れ行く意識の中で、うっとりと水面を見上げていたんだ。 あれはまだ、アタシが小...
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第63柱 『変わらないモノ』

三者”快”談。 失礼を承知で云うが。アタシの尊敬するプロデューサーM氏は、ちょっこり『ヨーダ』に似ている。 『ヨーダ』とは、『スター・ウォーズ』の主要キャラクターの一人で、見た目は小柄な老人だが、銀河系最高の剣士と呼ばれるジェダイ・マスター...