なんでもない日常

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嗤う外国人。

郷に入っては郷に従え。「すげぇ! 日本人は、皆、黒い服を着ているぞ!」日本旅行中とおぼしき外国人グループが、大声で嗤っている。無遠慮に、聴衆にカメラを向けているのも、いただけない。確かに、朝の通勤時間帯の東京・地下鉄の通路は、黒のスーツやコ...
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持っていればいいというわけではない。

持つ者、持たぬ者。持っていないよりは、持っている方がいいと思っていた。だけど、世の中、ただ、持っていればいいというわけではなさそうだ。有り余る大金を持っていたって、使い方の貧しい人がいたり。類(たぐい)まれなる美貌を持っていたって、心が醜い...
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人は好意は隠すけど悪意は隠せない。

好意と悪意。先日、同僚にこう云われた。「まこチャン、〇〇さんのこと、嫌いだよね」うん、当たり。無神経な人や、鈍感過ぎる人は好きじゃないんだ。だって、ほら。「あの人」は、陰でズルをしたり、人によって態度を変えたりするじゃあないか?アタシは、敢...
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おばさんとマダム。

日本とフランス。女性が年齢を重ねると、日本では「おばさん」と呼ばれ、忌み嫌われるが、フランスでは「マダム」と呼ばれ、憧れの眼差しで見られる人も多いと聞く。フランス映画を観ているとさ。魅力的な「マダム」が、若い男性を虜(とりこ)にし、恋のイロ...
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決めつけないでくれたまえ。

一人暮らし。ある日、地元(北関東)で暮らすアタシの友人が、キラキラした瞳で、アタシにこう云った。「まこは、裸族(らぞく)だよね」へ?何故、そう思うのだ?東京で一人暮らしの人間は、全員、服を着ずに生活していると思っているのか?それとも、僅かに...
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正しさより優しさを選ぶ。

いくつに見える?職場の女性が、ふいにアタシにこう尋ねてきた。「ねぇ、私、いくつだと思う?」60歳。そう答えそうになり、慌てて、口を噤(つぐ)む。「いくつに見える?」と聞いてくる人は、大抵、自分は実際より若く見えると信じているからだ。ここは、...
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アタシ、絶対に結婚ムリだわ、と思う瞬間。③

夫婦別姓。先日、このブログで、「夫婦別姓」について、個人的な意見を述べた。(詳細は、「夫婦別姓」反対派の主張がよくわからん。を参照)で。アタシの周囲の人たちは、どう考えているのか、尋ねてみたんだ。結果。男性陣は、「どちらでもいい」と述べつつ...
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何してくれてんねん。

悪戯(いたずら)。やられた。つい、油断しちまった。「あの人」が、悪戯っ子のような表情をしていたことには、気づいていたんだ。だけど、まさかね。こんなことをするなんて。パソコンの「単語の登録」。仕事上、よく使う単語など、単語登録(辞書登録)をし...
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秋に溺れたい。

四季?どこかに隠れていた秋が、ひょっこりと顔を出した。最近の春と秋は短命だから、しっかりと秋に溺れたい。せっかくの秋だもん。秋らしいことをしてみたい。紅葉スポットに出かけたい。美術館なんかもいいよな。秋の夜長に、読書もしたい。スポーツは、ま...
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「繋ぎ」じゃないの「準備」なの。

「繋ぎ」と「繋ぐ」アタシは、「繋(つな)ぎ」という言葉が嫌いだ。繋ぎの仕事。繋ぎの恋人。場繋ぎ。時間繋ぎ。「本命」が現れるまでの、時間潰しみたい。「繋ぎ」には、そんな侮蔑(ぶべつ)の意味が込められているような気がしてならない。だけど、「繋(...