なんでもない日常 宝探し。 高級レストラン。昔、友人たちと、初めて高級レストランを訪れた時の事である。見たこともないような贅沢な料理の数々。残して、後で悔やまぬよう、高級そうな料理から、優先して食べた。だから、いつでも食せる「黒ゴマ」は、きっぱり残したんだ。キャビアだ... 2023.04.22 なんでもない日常まこメシ。
なんでもない日常 一歩前進。 金言。アタシが新入社員だった頃、会社のトイレで、人知れず、涙する日もあった。その日も、何にも出来ない自分が悔しくて、トイレで一人、泣いていた。ふと前を見ると、トイレの壁に貼紙がある。「一歩前進」誰が書いたか知らないが、今のアタシには、金言だ... 2023.04.20 なんでもない日常まこメシ。
なんでもない日常 ズレちゃう電車。 新人さん?暖かい春の日差しを受けながら、街中に、新入社員が溢れ出す季節。アタシは、一人、家路を急ぐ。いつものように、A駅から電車に乗り込んだ。地下鉄の駅の間隔は、短い。すぐに、次のB駅に到着だ。が、あれ? 扉が開かない。すぐに、運転士さんか... 2023.04.18 なんでもない日常まこメシ。
なんでもない日常 お父さんと呼ばれて。 お父さん?休日のデパ地下は、混雑している。押し合い、へし合い、人が流れていく。買物途中のご婦人が、旦那さんを見失いそうになり、小さく叫んだ。「お父さん!」周囲の紳士たちが、一斉に振り返る。汝(なんじ)の名、皆、お父さんのようだ。夫婦は、いつ... 2023.04.16 なんでもない日常まこメシ。
なんでもない日常 父はクチ下手。 留守電。一人暮らしの実家の父へは、大体、アタシから電話する。普段はクチ下手の父だが、それでも、楽しくお喋りしてくれる。先日、珍しく、父から着信があったようで、1件、留守電が残されていた。あれ? お父さん。いったい、何の用かな?(以下、留守電... 2023.04.14 なんでもない日常まこメシ。
なんでもない日常 迷う女。 しまむらセール。先日、『しまむら』のセールで、3枚組ショーツ780円(税別)を見つけた。これは、絶対、「買い」である。普段なら、「M」サイズを購入するところだが。自宅用なので、ゆったり目がいいかな?それに、最近、太り気味。でも、いったん「L... 2023.04.10 なんでもない日常まこメシ。
なんでもない日常 自分の足でどこまでも歩いていける。 友の言葉。病を患った親友が、亡くなる2週間前に遺した言葉。皆、贅沢だよ。食べたい物を食べられるでしょ。自分でトイレに行けるでしょ。その気になれば、自分の足でどこまでも歩いて行けるでしょ。生きられるだけ、いいじゃない。そう。アタシは、今年も、... 2023.04.08 なんでもない日常まこメシ。
なんでもない日常 独身オーラ。 おひとつからでもお買い求めいただけます。夕暮れせまる商店街で、美味しそうなコロッケを売っていた。チラと横目で眺めると、「おひとつからでもお買い求めいただけますよ」と、優しいお声がけをいただいた。自身の過去を振り返ると、ふむ、この言葉、よくか... 2023.04.06 なんでもない日常まこメシ。
なんでもない日常 出会いの季節。 どこにでも出会いは転がっている。人事異動の季節。我が社にも、新しい風が吹いた。そのうちの一人は、50代後半の男性H氏。アタシの上司になる方で、本日、初対面のご挨拶である。マスクの上からでも読み取れる、温厚そうな雰囲気。ふー。良い人そうで、ホ... 2023.04.04 なんでもない日常まこメシ。
なんでもない日常 あと何回、桜を愛でることが出来るのだろう。 あと何回……。幼い時には、考えた事もなかった。あと何回、桜を愛でることが出来るのだろう。そんな事を思うようになったのは、勿論、年齢を重ねたことも、理由の一つであるが。この世の仕組みを、ほんの少し、理解してきたからだと思うんだ。人生なんて、儚... 2023.04.02 なんでもない日常まこメシ。